タッパに詰め込まれた、山盛りの芳醇な肉味噌。
まだ残っているのかと、冷蔵庫を開ける度に嬉しくなる。
今日は何に掛けようか、明日の分は残せるだろうか。
そんなワクワク感は、まさに遠足を控えた小学生の気分である。
本日ご紹介する、茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐。
圧倒的な山盛り肉味噌を、豆腐に攻め込ませる逸品だ。
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茗荷山椒の肉味噌黄身豆腐の美味しい糖質オフレシピ
熱量:444kcalたんぱく質:動物 20.5g 植物 11.2g※上記データは1人分です 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・豚ひき肉 200g
・干し椎茸 2個
・茗荷 4個
・卵 黄身1個
豚ひき肉のパンチ力を、さらに茗荷の苦みで引き上げる。
さらに干し椎茸の熟練された旨みを練り込めば、大変美味しい肉みそが完成する。
ただ今回は甘みを抑えて、より長く楽しみやすい美味しさに仕上げよう。
約30分程度でいい感じに復活する、この干し椎茸。
これは台湾のお土産として購入し、なぜか私が愛用している逸品である。
・塩/黒胡椒 各軽く8ふり
・豆板醤 小さじ1
・醤油 小さじ2
・片栗粉 小さじ1
・粉山椒 軽く8ふり
・ごま油 大さじ1
・オイスターソース 小さじ2
・大蒜/生姜チューブ 各小さじ1.5
肉味噌の味付けは、例えるなら思わずタッパの蓋を開けてしまう味わい。
とても抽象的な表現だが、タッパ開封味という名称で、いつか広く認知されるかもしれない。
この際、戻した干し椎茸の出汁はしっかりご保管いただきたい。
後に肉味噌のベースとなる、なんとも美味しいエキスに仕上がっているのだ。
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まずはお鍋に以下の調味料を加え、中火で約30秒加熱していただきたい。
・ごま油 小さじ1
・大蒜/生姜チューブ 各小さじ1.5
オリーブオイルよりグッと芳醇な香りが広がり、一気にテンションの上がる瞬間である。
勢いに任せてお米を炊くならば、この瞬間を逃してはならないだろう。
・豚ひき肉 200g
・干し椎茸 2個
・茗荷 4個
茗荷の苦みもあっという間に消え、独特の風味と食感だけが生き残るだろう。
・椎茸の戻し汁 全部
・塩/黒胡椒 各軽く4ふり
・豆板醤 小さじ1
・醤油 小さじ2
・オイスターソース 小さじ2
ここは少し煮詰める要領で、クツクツ旨みを閉じ込める。
お鍋一杯の肉味噌は、糖質ゼロ麺などの麺類とも相性バッチリである。
・片栗粉 小さじ1
・水 大さじ1
※これらを水溶き片栗粉として。
このトロミのおかげで、豆腐との絡まり方も格段に上昇する。
その絡みっぷりは、まるで無礼講という免罪符を手に入れた、飲み会の上司レベルである。
まずはお鍋にごま油を小さじ2加え、中火で加熱していただきたい。
そして塩と黒胡椒を軽く4ふり加え、水分が飛び少し焦げ目がつくまで焼き上げていただきたい。
目安としては、中火で両面あわせて約3分間。
この工程は、鼻歌交じりでも結構大丈夫である。
さらに黄身を乗せ粉山椒を軽く8ふり、モリモリかければいざ完成である。
大変お待たせして、誠に申し訳ない。
低糖質の美味しさチェック
そのメリットは、持ち上げやすく肉味噌を存分に乗せられること。
では早速、この素敵な黄身味噌肉山に登頂しよう。
タップリ振りかけられた粉山椒が、まるで雪景色である。
そしておもむろに一口味見をすると、何ともシックな旨さである。
干し椎茸の濃い旨みと、豆板醤の仄かな辛み。
香辛料にまみれた肉味噌が、大変深い味わいである。
一口パクリと頬張れば、大変にっこりな肉の旨さを楽しめる。
お豆腐の淡白な味に、少し濃い目の塩気の旨さ。
全てをお肉にしないことで、いくらでも食べられる肉味噌の軽さ。
大蒜と生姜の香りも手伝い、もう大変にハッピーである。
大量に出来る、香味モリモリの美味しい肉味噌。
是非みなさまのお勧めの食べ方を、お教え頂きたい逸品だった。