打倒、本場中華の叩き胡瓜。
350円の低価格にもかかわらず、なぜあれほど美味しいのか…。
幾度となく敗戦を重ねた、VSお店の叩き胡瓜。
そして遂に本日、一矢報いる逸品が爆誕した。
それが本日の、青臭さ激減の葱ガーリック山椒叩き豆腐胡瓜。
お豆腐の食べ応えも追加し、より強靭なおつまみとして挑ませていただきたい。
葱ガーリック山椒叩き豆腐胡瓜の美味しい糖質オフレシピ
熱量:144kcalたんぱく質:動物 0.1g 植物 6.9g※上記は1人分/下茹で用未換算

・胡瓜 2本
・長ネギ 1/3本(白い部分)
・木綿豆腐 1/2丁
・国産大蒜 2片
お寺の修行中かな?
一瞬そう思ってしまう、本日のヘルシーな食材達。
しかし彼らは本日、多数の煩悩に包まれる刺激的な味わいに変わるだろう。

・ごま油 大さじ1
・塩 軽く7ふり
・ポン酢 大さじ1.5
・粉山椒 軽く8ふり
・鶏ガラスープの素 小さじ0.3
そして味付けは、葱塩ガーリックとの噂が囁かれるまさかの粉山椒。
ビリリと舌を震わせる量で、お店の叩き胡瓜に挑戦状を叩きつけよう。(お上手)

こちらは徹底して水分を抜き取り、葱ガーリックの味わいを沁み込ませたい。
お豆腐には申し訳ないが、本日は猛烈に頑張っちゃっていただきたい。

そしてその上に1キロ程度の重りを乗せ、15分程度放置していただけるだろうか。
これにて人類初の15分筋トレに興じる、ムキムキ豆腐の完成である。
ビックリするほど食欲をそそらない名前なのは、ここだけの秘密だ。

まずは胡瓜2本の先端部分をカットし、クルクル回してアクを取り除こう。
通称アククルクルと呼ばれる工程で臭みを取り除き、より食べやすい味わいに仕上げさせていただきたい。

さらにそこに、先程のアククルクル後の胡瓜2本を投入しよう。
こちらを転がしながら茹でること、約20秒。
青臭さのしっかり抜けた、大変美味しい胡瓜の完成だ。
こちらで精霊馬を作れば、車検もバッチリのピカピカ新車の完成である。
ちなみに精霊馬とは、お盆に胡瓜で作るご先祖様の乗り物である。

さらに塩を軽く2振りまぶし、他の調理終了まで放置しよう。
ここでは少し放置することで、青臭さを含んだ水分をさらに取り除けるだろう。

こちらは以下を一緒にみじん切りにして、混ぜ合わそう。
・長ネギ 1/3本(白い部分)
・国産大蒜 2片
さらにみじん切り後はごま油を大さじ1加え、ラップなしの600Wで70秒間レンチンしていただけるだろうか。

・塩 軽く5ふり
・ポン酢 大さじ1.5
・粉山椒 軽く8ふり
・鶏ガラスープの素 小さじ0.3
ちなみにこのタレで焼き肉を召しあがると、THE・至福である。

そして胡瓜の水気をこのタイミングで取り除き、葱ガーリックを加えよう。
最後は味がしっかり馴染むように、バッチリかき混ぜていただければOKだ。
またこのまま冷蔵庫で20分程度放置し、味を沁み込ませていただくともう最高である。

葱ガーリックが存分に絡み込む、叩かれ倒した極上胡瓜。
頑張ってくれた胡瓜に敬意を表し、瞬殺で平らげさせていただきたい。
低糖質の美味しさチェック

お店のおつまみ感出てるよぉ~♪(パシャパシャ)
運動会で頑張る孫を撮影する、おじいちゃんの気持ちが良く分かる。
これほど頑張ってくれた胡瓜が、今大変美味しそうに味を沁み込ませている。
では早速、その頑張りをしっかり堪能させていただきたい。

味の沁み込んだ叩き胡瓜に、青臭さは殆ど感じない。
さらに山椒が猛烈に刺激的で、何とも脳を揺さぶる美味しさだ。
塩気の中にシャキシャキが生き、まるでお店の叩き胡瓜の味わいに仕上がっているではないか。

ギュッと押し固めた豆腐の旨味に、葱ガーリックが良く効いている。
胡瓜のシャキシャキ食感に、ギュッと豆腐食感が挟まれる。
この繰り返しで、飽きることなくいくらでもパクついてしまう。
刺激的で香ばしく、ポン酢と山椒の香りが最高だ。
これは家飲みでどや顔と共に食卓に運びたい、ダイエットにも最適な逸品だった。