炒めてもその存在感を損なわない、美味しい野菜たちがいる。
大根、白菜、カボチャ、そして今回の主役の胡瓜である。
程よい湿度に潜む、魅惑のしゃきしゃき食感。
ゴーヤ先輩が不在の今、あなたが緑野菜界の頂点だ。
本日ご紹介する、大蒜トマト塩麴の柔らか鶏胡瓜炒め。
速攻完成する一皿で、ご家族様の幸福度も跳ね上がる逸品だ。
大蒜トマト塩麴の柔らか鶏胡瓜炒めの美味しいダイエットレシピ
熱量:230kcalたんぱく質:動物 28.0g 植物 1.4g※上記は1人分/下茹で用未換算
・鶏むね肉 250g(皮なし)
・胡瓜 1本
中華料理店でもう一品頼みたい時、候補に挙がる胡瓜の炒め物。
意外と最初になくなるあの味わいを、ご自宅でも溺愛しよう。
・醤油 小さじ1
・料理酒 大さじ1
・塩麴 大さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・大蒜チューブ 大さじ0.5
・トマトペースト 大さじ1(約18g)
・オリーブオイル 大さじ1
そして今回使用するのが、市販のトマトペースト。
非常に安価でスーパー等からお迎えできるため、是非ご自宅にお招きいただきたい調味料だ。
まず皮を取り外した胸肉を、斜めに1cmほどの削ぎ切りに。
さらに以下の調味料を、たっぷり揉み込んでいただきたい。
・料理酒 大さじ1
・塩麴 大さじ1
トマトペースト自体は多数の種類があるが、濃縮されたこちらのタイプが大変お勧め。
それがカゴメ社の『トマトペースト』。
トマト自体の甘さが凝縮され、思わずダイレクトに吸引しそうになる味わいだ。
こちらは斜め1㎝幅にカットして、さらに細くトントン千切り状に。
ここでイメージする形状は、ハイボールの親友カラムーチョである。
まずは以下の調味料をお鍋で熱し、中火で20秒ほど加熱していただきたい。
・大蒜チューブ 大さじ0.5
・オリーブオイル 大さじ1
時に訪問する料理欲には、このシンプル調味料が大変便利。
ここでささみを焼くだけで、なにかすごい料理を作った達成感に包まれるのだ。
まず最初に胡瓜を投入し、強火で20秒ほど炒めていただきたい。
程よく水分を飛ばした胡瓜は、中国語を話し出しそうなほど中国料理感たっぷりだ。
しっかり炒めながら、食材全体に火を通していただけるだろうか。
・醤油 小さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・トマトペースト 大さじ1(約18g)
ここまでの時間は、主婦マスターの方なら約5分。
途中でチーズつまみ食いタイムを挟んだ私の場合、約10分で完成である。
胡瓜も胸肉も塩麴も。
美味しそうなやつは、大体友達だ。
山盛りに溢れる、荘厳な胡瓜炒め。
中華の香りとイタリアンの風味を、是非皆様の食卓でお試しいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
決して気取ることのない、シンプルな食材の旨味。
こういう家庭を築けたら、どれほど幸せだろうか。
そんな謎の結婚願望に包まれ、とっさにお箸が動き出す。
では空腹感と寂しさを、美味しくぱくりと満たしていこう。
柔らかすぎることもなく、程よい鶏の繊維が残っている。
あぁ、大変美味しい。
トマトの濃厚な甘みと酸味が、塩麴と大変マッチしている。
おおう、こちらもやりおる。
シンプルな調理法で仕上げられた、し胡瓜の食感が心地良い。
そしてトマトとの野菜独特の相性の良さも、その美味しさを引き出している。
濃厚な酸味と胡瓜の程よい苦み、凄く合っている。
胡瓜炒め、やはりいつ食べても最高だ。
これはもう一品が欲しい時、頑張っちゃう料理ではないだろうか。