この世に存在する、まだ見ぬ美味しいソースたち。
その複雑な味の絡まり合いは、しっとり鶏むね肉を引き立ててくれる。
柔らかに肉汁を閉じ込めたお肉を、さっぱりソースでビシバシいただく。
そんな想像をするだけで、書類にこぼしたコーヒーもどこ吹く風である。
本日ご紹介する、柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース。
甘みと辛みが程よく溶け合う、鶏むねが駆け寄る美味しさである。
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柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソースの美味しい糖質オフレシピ
熱量:390kcalたんぱく質:動物 29.3g 植物 0.9g※上記データは1人分です。調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/写真-2017-06-19-17-40-56.jpg)
・鶏むね肉 300g
・玉ねぎ 1/4個
久しぶりに味わう、新物の玉ねぎ。
アルミホイルに入れてレンジで蒸し焼きにすると最高に甘い、まさに宝玉に近い美味しさ。
本日のソースには、このお野菜に舵を取っていただこう。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-41-10.jpg)
・醤油 小さじ2
・塩 軽く3ふり
・砂糖 小さじ0.3
・料理酒 小さじ2
・ケチャップ 大さじ1
・生姜チューブ 小さじ1.5
・大蒜チューブ 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ4
本日はほんの少しだけ、お砂糖を使用させていただきたい。
生姜の甘みを引き立てるために、みりんの代わりにお仕事に励んでいただこう。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-41-20.jpg)
今回の柔らか水漬けは、その名の通り水につけるだけ。
もりもり水分を吸収する鶏むね肉を、約30分眺めるだけである。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-41-29.jpg)
表面が白くなれば、鶏むね肉からの「もう自分いけまっせ!」サインである。
これを低温調理することで、大変みずみずしい鶏むね肉をお楽しみいただけるのだ。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-41-38.jpg)
まずは八百屋で迎え入れた、玉ねぎを1/4個すりおろしに。
ほんのわずかな量にもかかわらず、部屋中を支配する八百屋の香り。
すりおろした手で目をこすりそうになり、戦慄が走る瞬間である。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-41-47.jpg)
・醤油 小さじ2
・塩 軽く3ふり
・砂糖 小さじ0.3
・料理酒 小さじ2
・ケチャップ 大さじ1
・生姜チューブ 小さじ1.5
・大蒜チューブ 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ1
これにて準備OK、甘みを抑えたトマトジンジャーソース。
しかしまだ玉ねぎが猛威を振るう状況なので、最後に煮詰め作業をはさませていただきたい。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-41-57.jpg)
我が家のソーススタメンの入れ替わりが起きそうな、何とも複雑な旨みを表現されていらっしゃる。
忌憚なく申し上げれば、フランスパンにつけて食べたい。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/-2017-06-19-17-42-13-e1497862346527.jpg)
まずはオリーブオイルを小さじ1、160度程度の弱火でじっくり加熱しよう。
ここからは低温で時間をかけるため、お近くにスマホなどをお持ちいただくと良いだろう。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-42-24.jpg)
じわりじわりと熱を通し、鶏胸タンパク質を柔らかく仕上げていこう。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-42-42.jpg)
このやんちゃなエキスも、キッチンペーパーで綺麗にふき取り。
少しマメな作業だが、こういうところが将来の昇給に繋がるかもしれない。
部長、こういう時ねこやま頑張ってますよ。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-42-51.jpg)
この時は蓋をして、じっくり中まで火を通していただきたい。
この作業も同様に、弱火でにじり寄るように加熱していこう。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-43-03.jpg)
中に肉汁を閉じ込めて、パサパサ感をさらに減らしていく工程である。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-43-12.jpg)
ふつふつとソースに熱が通れば、玉ねぎの辛みも良い感じに抑えられるだろう。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-43-24.jpg)
その上からトマトジンジャーソースをおかけいただいたら、いざ完成だ。
その柔らかな鶏の旨みを、心行くまでお楽しみいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-43-34.jpg)
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-43-34.jpg)
まるでバリの浜辺で写真撮影をするモデルの様に、白いタンパク質が柔らかく横たわる。
しっとり感を視覚で感じ、もう我慢も限界である。
では早急に、次は味覚で確認させていただこう。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-43-48.jpg)
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-43-48.jpg)
ふわりと鼻を抜ける生姜の刺激が、さっぱりとした鶏むね肉に非常に合う。
柔らかで肉汁タップリの鶏むね肉を噛みしめるたび、心地良い満足感に包まれる。
あぁ、何と美味しいのだろう。
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-44-08.jpg)
![柔らか水漬け鶏むねのトマトジンジャーソース(糖質5.4g)](https://umablo.info/wp-content/uploads/2017/06/蜀咏悄-2017-06-19-17-44-08.jpg)
このわずかな皮面があるだけで、本当に幸せな一口になる。
何枚も重ねてソースをつけて、一口食べては残り枚数をカウントする。
何と楽しい、鶏むねステーキ。
低温で調理することで、パサパサ感がお引越しされたようだ。
また疲れた日には必ず作りたい、肉の満足感を感じる逸品だった。