旨み湧き出る。お店技法の絶品・博多本格鶏水炊き（糖質2.0g）

・鶏の手羽先　　5本（300g弱）
・鶏のモモ肉　　300g
・ネギ　　　　　お好みで

今回は、鶏肉のみを徹底して水炊きしていこう。

使用する食材は可能ならブラジル産ではなく、国産の方がよりベター。

完成したスープで絹豆腐などを煮込んでも、最高に美味しい湯豆腐となるだろう。

まずは乾燥昆布を15センチほど、1ℓのお水に30分浸しておこう。

というのも、このレシピは放置時間が結構長い。

少しでも皆様の時間を節約するためにも、ここでご紹介させていただいた次第である。

・塩　　　　　　　軽く10ふり～
・七味唐辛子　　　お好みで
・ぽん酢　　　　　大さじ3
・ゆず胡椒　　　　お好みで

実は今回のレシピ、どシンプルな調味料が最高にマッチする。

そのため上記の調味料は、個人的に好きな塩ベースのさっぱり味付けで。（糖質量は上記調味料で計算）

お好みに応じて、唐辛子や柚子胡椒を加えると最高である。

手羽先からは、骨から出る旨みとコラーゲンを。

鶏もも肉からは、肉の旨みとパンチ力を。

どちらも欠かせない、鶏肉部位界における最強タッグである。

今回は美味しい味わいを残すため、鶏皮はそのまま。

恐らく明日の肌は、とてつもないプリプリ感に包まれるだろう。

蚊も針を刺せず、自宅に逃げ帰るレベルである。

そしてここからは、お店技法の本格手順。

ただし非常に簡単なので、基本は放置でOKである。

昆布は沸騰させると粘り気を出すので、このタイミングで昆布を出して欲しい。

今回難しいのは、まさにここまで。

あとはポケモンGoでも電車でGoでも、何でもGoしてお待ちいただきたい。

この時、切れ目も下味も一切必要無し。

ただ弱火（160度～）で30分煮込むだけの簡単なお仕事である。

この火加減さえ間違えなければ、笑顔の水炊きディナーは保証されたも同然である。

じんわりとコラーゲンと旨みが沁みだしてきた。

恐らく途中でこ、これ沸騰していないけど大丈夫(;´･ω･)？と思われるかもしれない。

これは後半の鶏もも肉を煮込むときに弱火でも沸騰するため、大丈夫である。

私も友人に同じ質問をして、明太子を投げつけられた。

そしてこのアクをしっかりと取り除くことで、鶏臭さをしっかりと回避しよう。

お玉でも可能だが、大胆にキッチンペーパーをアクの部分だけに沈めると簡単で最高だ。

またここでも弱火を維持して、30分煮込んでいただきたい。

段々博多弁になってきた気がする。

よかねぇ(*‘∀‘)！

これにより弱火でも、お湯の温度が上がり沸騰する。

ここでは徹底して美味しさを閉じ込めていただきたい。

またここでも、アクを取り除いていただきたい。

さらにここで火を止めてさらに30分放置すると、完全にお店レベルの鶏水炊きに仕上がる。

この最後の30分放置は、胃袋と緊急会議の上、検討して欲しい。

是非、ゆず胡椒と七味唐辛子も添えて。

大変お待たせしてしまったが、是非沢山お召し上がりいただきたい。

ハイボールも待っている上に、胃袋までお待ちである。

早速食べようとすると、箸でホロホロくずれる手羽先に驚愕した。

そしてこの、圧倒的なコラーゲン。

美肌効果を超え、もはや肌が再生するのではと疑ってしまう。

この艶めかしさ、これで美味しくなかったらもはや詐欺である。

あぁ鶏肉って、こんなに美味しいものなののか。

流石は本場のお店の技法、料理の歴史は笑顔の歴史である。

あまりの美味しさで、ちょっと何言ってるか分からないレベルである。

噛みごたえもあり、最高にプリプリである。

ただやはり、手羽先が凄まじい美味しさである。

トロトロの脂身に潜む、シャキッとほろほろの鶏肉の筋。

スープまで完飲すると、既にプリプリがプリプリよじ登ってきた感覚である。

これは博多の歴史と友人に感謝したい、まさに本格的な美味しさ。

また必ず作りたい、和を彩るパーティにも最適な逸品だった。