古くからエビフライにかけて食べていた、タルタルソース。
私はあれに、少しの味噌を入れるのが大好きだった。
そしてさらに、少量の大蒜も必ず入れていた。
そんな子供のカスタマイズを、祖母は優しく見守っていてくれたのだ。
本日ご紹介する、味噌海老タルタルの極旨椎茸オーブン焼き。
かつての記憶を掘り起こす、確実なる絶品テイストだ。
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味噌海老タルタルの極旨椎茸オーブン焼き
熱量:214kcalたんぱく質:動物 13.1g 植物 1.6g※上記データは1人分です。調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・椎茸 6個
・たまご 2個
・むき海老 60g
今回の食材達も、お安くお買い求めいただけるものばかり。
しかしながら、今日は彼らにお店レベルの美味しさを狙っていただきたいのだ。
ちょっと調子に乗ったことは、後で反省文を書いておこう。
・塩/黒胡椒 各軽く4ふり
・味噌 小さじ1
・あおさ 小さじ1
・大蒜チューブ 小さじ1
・マヨネーズ 大さじ2
タルタルに潜む、味噌のテイスト。
その和テイストとエビが反応した時、面白い凝固を見せてくれるのだ。
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美容院の帰りに八百屋さんで購入した、このお野菜。
78円という激安っぷりに、切られすぎた前髪で失われたテンションを取り戻すことができたのだ。
茎もしっかりいただくため、細かくみじん切りにしておこう。
捨てられるのではないかと思った、椎茸の茎。
ここがアピールポイントだ!と言わんばかりに、今夜は頑張ってくれるだろう。
黄身には垂直にお箸を突っ込み、いい感じに穴を開けておこう。
これであの恐怖の「レンジタマゴボム」を回避することが可能になる。
水をギリギリまで減らすとさらに時間を節約できるが、表面がカピカピになる恐れがある。
ここはある程度の水を入れ、じっくりタルタルエッグを完成させよう。
食材みじん切り体験に軽い気持ちで参加した、この主力食材達。
しっかりと混ぜ合わせ、陸海空を完全制覇してしまおう。
ちなみに「空」に関しては、鶏が空を飛ぶ前提である。
・塩/黒胡椒 各軽く4ふり
・味噌 小さじ1
・あおさ 小さじ1
・大蒜チューブ 小さじ1
・マヨネーズ 大さじ2
言うならば、前述の調味料全部である。
使用後はいつもの場所にそっとお戻し、いざ最後の行程に入ろう。
これを余熱無し200度のオーブンで18分焼けば、もうゴールは目前である。
そそくさと食卓にお箸をおき、来るべき美味しさを待ち受けよう。
凝固された旨みエキスと共に、椎茸のポテンシャルをお感じいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
海老とタマゴでも十分に美味しそうだが、青さの香りもまた素晴らしい。
決して水っぽくない、まるで煮凝りのような凝固された上のタレ。
ではいざ、一口いただこう。
海老とタルタルの旨みが吹きすさび、椎茸の甘い野菜エキスも登場する。
これはなんとも、抜群に旨い。
椎茸の残り数を気にしてしまうほど、旨みの塊が襲いかかるのだ。
なぜこれほどまでに混ぜ合って、同じベクトルの美味しさなのだろう。
あぁ、体に活力が染み渡る。
これが椎茸に隠された、野生のポテンシャルなのだろうか。
これはぜひ皆様にも、ご作成をご検討いただきたい。
椎茸嫌いの兄をも振り向かせる、素敵な逸品だった。