いつ何時でも私たちを狙っている、魔のカレー欲。
あの欲望に備え、私たちは豊富な武器を持つべきかもしれない。
そして、その時に大活躍するロケットランチャー的な旨さ。
それこそが、自然のとろみを存分に生かした煮込みレシピである。
本日ご紹介する、オクラ厚揚げのとろりコンソメカレー煮。
たっぷり作っても売り切れる、旨みが脳に挨拶する逸品だ。
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オクラ厚揚げのとろりコンソメカレー煮の美味しい糖質オフレシピ
熱量:194kcalたんぱく質:動物 0.1g 植物 13.4g※上記データは1人分です。調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・厚揚げ 200g
・えのき 100g
・オクラ 1パック
今回の食材は、自然のとろみを出すプロフェッショナル達。
これでとろみを出せなければ、トロミストとしての資格を剥奪する所存である。
・塩/黒胡椒 各軽く4ふり
・カレー粉 小さじ1.5
・コンソメ 小さじ1.5
・ケチャップ 小さじ2
・醤油 小さじ0.5
・大蒜チューブ 小さじ1
そして今回は油も使用せず、できるだけヘルシーな逸品に仕上げたい。
トロミの加わったカレーは旨みを包括し、皆がニッコリになる美味しさを完成させよう。
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挨拶代わりにネットごと流水で擦り、その産毛をもぎ取ろう。
わしゃわしゃこすり上げれば、一気に下準備も完成するだろう。
この薄さにより、オクラの粘り気が全体に行きわたる。
そしてその粘り気が、カレーの旨さを握りしめて食材感を走り回る。
激ウマなカレーを求める私に、オクラがせっせと働いてくれるのだ。
これを最近一押しの、レンジ茹で技法で処理していこう。
その方法は、いたって簡単。
厚揚げを覆い隠すくらいの水に入れて、そのままレンジで600W5分間。
油も程よく抜けて、中はふっくら柔らか。
ヤマザキパンのダブルソフトまでではないが、友人が作る自家製パンくらいには柔らかくなるだろう。
お勧めの包丁の入れ方は、一般的な厚揚げを横に6回・縦に3回。
『よころくたてさん厚揚げわっしょい』の掛け声と共に、覚えていただければ幸いだ。
約100g(1/2袋)のエノキを、包丁やぶんぶんチョッパーで細かくみじん切りに。
しっとりとした粘り気が飛び出し、こちらも素晴らしい旨みを献上してくれるだろう。
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まずはお鍋に200mlのお水を沸かして、沸騰させていこう。
・えのき 100g
・塩/黒胡椒 各軽く4ふり
・カレー粉 小さじ1.5
・コンソメ 小さじ1.5
・ケチャップ 小さじ2
・醤油 小さじ0.5
・大蒜チューブ 小さじ1
蓋をせず水分を飛ばすように、じっくりコトコト煮込んでいこう。
もう既にカレーの香ばしい香りが部屋に充満して、ヒンズー語の一つでも喋れてしまいそうだ。
ナマステ。
このラストの行程で、美味しそう感は確信に変わる。
そして同時に厚揚げも、自分がライスの代用品である事に自覚を持ち始める。
覚悟を決めた時の厚揚げは、ホントに美味しいんだから。
これだけで結構な満足感を供給してくれる、厚揚げパワーをお感じになられたい。
低糖質の美味しさチェック
全くお肉が無いにもかかわらず、旨そうなカレーオーラを握りしめている。
これがお通しで出てきた日には、そのお店が当たりだと確信する。
では早速、大きく一口頂きます。
カレーに必要とされる、香ばしさ・甘み・コク。
それらを野菜達がしっかり引き出し、まごうことなく美味しさに仕上がっている。
厚揚げに沁みこんだ旨みが、一噛み毎に溢れ出る。
もし彼らがカレールーとして生まれてきたならば、何かしらの成績を残したに違いない。
そんな旨みのポテンシャルを秘めた、ガッツリ系のカレーエキスである。
あぁ、すごく美味しかった。
是非皆様にもお試しいただきたい、カレー欲を完封する逸品だった。