沢山のゴーヤを楽しめる、最高の季節・夏。
その美味しさを、苦みが苦手なご家族様ともご共有したい。
もちろん苦みも美味しさの秘密だが、今回は少し抑えてみよう。
そして代わりに、塩麹を使った美味しい冷やし中華テイストを加えて。
本日ご紹介する、丸ごと薄ゴーヤの絶品塩麹冷やし中華サラダ。
素直なゴーヤが柔らかな卵と混ざり合う、大変美味しい逸品だ。
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丸ごと薄ゴーヤの絶品塩麹冷やし中華サラダの美味しい糖質オフレシピ
熱量:228kcalたんぱく質:動物 22.2g 植物 2.7g※上記データは1人分です。調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・ゴーヤ 1本
・卵 2個
・ささみ 3本
今回のレシピは、一皿で栄養をすべて賄える構成に。
主食としてもガッツリ食べられる、ボリューミーなサラダに仕上げよう。
・塩 軽く8ふり
・塩麹 小さじ1
・すりごま 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・醤油 大さじ1.5
・穀物酢 大さじ2
・料理酒 小さじ2
・大蒜チューブ 小さじ0.5
この冷やし中華サラダの最大の特徴は、砂糖の代わりに塩麹。
そしてさらに香ばしさを加えるために、大蒜とすりごまを活用する点である。
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これは楽しい錦糸卵作りなのだが、もしラップ調理が苦手という方がいらっしゃれば、フライパンに油を少し伸ばして薄焼きをご作成される方法も大変素敵である。
途中の50秒では、固まりかけた卵をラップの上でお箸ぐるぐるしていただけるだろうか。
これにて味付け不要のふっくら錦糸卵のご登場である。
即胃袋に退場していただく事になるのだが、何ともお優しそうな雰囲気をしていらっしゃる。
中の綿とタネをくりぬき、スライスの準備を始めよう。
もし屈強なゴーヤ太郎が、私の包丁を鬼の形相で受け止めていたらどうしよう。
そんな野性味は、いつもの通りである。
個人的には横にスライスして細長くするのが好みだが、結構やりづらい。
そんな時には輪切り・半月型にシャコシャコすれば、とても簡単である。
そしてこれを、1ℓのお水に軽く塩を4ふりした熱湯で少しだけ茹でていただきたい。
その時間はわずか50秒のため、冷蔵庫からチーズを出してつまみ食いする時間もないほどである。
この段階で、彼の苦み力も3程度。
ちなみに幼少期に祖母の畑で直にかぶりついた時、その苦み力は2億位に感じた記憶がある。
これも非常に簡単なので、今しばらくご辛抱いただきたい。
まずはささ身3本に斜めの切り込みを入れ、以下の調味料を加えよう。
・塩 軽く4ふり
・料理酒 小さじ2
あとはシリコンスチーマーに入れ、レンジで600W4分間加熱しよう。
通常のラップ調理の場合、ふわりとラップをして2分30秒お願いできるだろうか。
その際ささみの筋をお取りいただき、無我夢中で頬張れる下準備を行っていただきたい。
最後はお鍋に以下の調味料を投入した上で、中火で30秒ほど加熱しよう。
・塩麹 小さじ1
・すりごま 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・醤油 大さじ1.5
・穀物酢 大さじ2
・大蒜チューブ 小さじ0.5
これぞ無限に麺をすすってしまう、大蒜塩麹冷やし中華。
麺が近くにあると大変危険なため、冷蔵庫等を指さし確認していただきたい。
このエキスは全てゴーヤに差し上げて、あとからゴーヤ経由で卵とささ身にお渡しいただくメルカリ方式である。
暑くなってきたこの時期にも素敵な、無我夢中系サラダをお楽しみいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
一口食べると、芳醇な冷やし中華の味わいと塩麹の甘みが吹き抜ける。
醤油ベースのさっぱり味が、ゴーヤのシャキシャキ感と完全にマッチ。
そして脳裏に浮かぶ、アガサクリスティの名作タイトル。
そして苦みはいなくなった状態である。
砂糖不使用にもかかわらず、なぜこんなにも甘みを感じるのだろうか。
栄養分が詰め込まれた、コッコの母性が関係するのだろうか。
ガサゴソかき混ぜ、久しぶりの冷やし中華テイストを全身で感じる。
あぁ、何と食べ応え爆発なのだろう。
もうこの世からゴーヤと卵とささ身がなかったら、私は何を食べればよいのだろう。
そんな一つに絞り切れない、浮気心の働く美味しさ。
皆様の夏のゴーヤライフに、是非お試しいただきたい逸品だった。