ウサギ３度見。キャロットチーズのヨーグルト海老キッシュ（糖質8.0g）

・たまご　　　　　2個
・無糖ヨーグルト　150g
・人参　　　　　　100g（小さめ1本弱）
・溶けるチーズ　　30g
・むき海老　　　　40g

今回の食材には、初めてのご登場の人参を活用しよう。

甘くて美味しい、素敵お野菜の人参。

もしお子様の中に反キャロット軍がいれば、絶好の克服チャンスである。

・コンソメ　　　小さじ0.5
・黒胡椒　　　　軽く4ふり
・醤油　　　　　小さじ0.5
・マヨネーズ　　大さじ1
　
そして味付けは、かなり少量の調味料達で仕上げよう。

今回に関しては、ヨーグルトと人参が抜群に良いお仕事を披露してくれるだろう。

本来は生クリームやバターなどを使用するのだが、より健康的な美味しさを求めてヨーグルトに。

まずはラップなしで150gのヨーグルトを、600W90秒レンチンしていただけるだろうか。

この際、クッキングペーパーごと小さなざるの上に乗せれば、さらにはなまる。

段々とホエイ成分が下に落ち、15分前後で程よい水分が下に脱出してくれる。

「ウサギの目は何故赤いのか」

お子様の可愛らしい質問に対して、「人参を沢山食べるからだよ」というほっこり回答が存在する。

ただ友人宅のウサギは、人参より胡瓜をモリモリ食べていた。

・たまご　　　　　2個
・無糖ヨーグルト　150g
・溶けるチーズ　　30g
・コンソメ　　　　小さじ0.5
・黒胡椒　　　　　軽く4ふり
・醤油　　　　　　小さじ0.5
・マヨネーズ　　　大さじ1

ヨーグルとの水切りに関しては、軽く水分を絞り出す程度。

あまり完璧に水分を取らずとも、大丈夫である。

この段階まで逃げ切れば、人参嫌いのお子様にも気づかれる事はないだろう。

いやむしろ「ステルスキャロット」などのカッコ良いネーミングで、お子様のハートを鷲掴みしよう。

今回はエキスを大切にするタイプなので、平均的な調理時間から少しだけ減らしていこう。

ヨーグルトの香りとチーズの風味が、部屋中に充満する27分間になるだろう。

人参モリモリ、旨み沁みだす栄養キッシュ。

栄養不足の飼い主様を心配し、ウサギがせっせと作り出す逸品である。

しかし表面はしっかりと焼き上げられ、中からはチーズと人参のエキスが沁みだしている。

既にプリプリのむき海老も、一口毎に活躍してくれそうだ。

では早速、熱々を一口パクリと頂こう。

少しだけスポンジ状を帯びたタマゴに、様々な旨みが絡みついている。

ホッとする食感に、少量でも十分な調味料。

プリプリエビも口の中で弾け、大変美味しい味わいである。

何故今まで、おろし人参を活用しなかったのか。

これからのお料理生活では、新しい人参との関係を模索しよう。

そんな新しい門出に感謝したい、大変美味しい逸品だった。