『5本で98円!10本で200円でいいよ!』
そんな不思議な計算の八百屋さんで、今年も葱の特売が始まった。
このビックネギウェーブに乗るために、私たちは何が出来るだろう。
やはりこの素敵な時期には、ネギまみれの逸品を楽しみ尽くそう。
本日ご紹介する、やみつき蜂蜜ネギ塩麹の甘辛ホルモン焼き。
猛烈なネギのアタックに、心と胃袋が奪われる逸品だ。
やみつき蜂蜜ネギ塩麹の甘辛ホルモン焼きの美味しい糖質オフレシピ
・ねぎ 中サイズ1本
・豚白ホルモン 250g
・たまご 1個
広島のとある路地裏にある、おばちゃん経営の最高に美味しい飲み屋さん。
本日思い描くは、あのお店で味わった一皿680円の名物絶品ホルモン焼き。
泥酔するまで飲み明かしたあの日の記憶を、脳の美味しかったねフォルダから引き出そう。
・醤油 大さじ1.5
・塩麹 小さじ1.5
・料理酒 100㏄(茹で用)
・豆板醤 小さじ1
・蜂蜜 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・大蒜/生姜チューブ 各小さじ1
味が沁みこみにくいホルモンでも、この蜂蜜塩麹で甘さと塩気がグッと引き立つ。
シャキシャキの葱の甘さを邪魔しない、飲み会にも最適な味付けだ。
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丸ごと1本の葱を手に取ったら、これをひたすら薄く輪切り処理。
これを冷水につけ、料理完成まで放置していただけるだろうか。
スライサーなどで、シャコシャコ作成するのも楽しい瞬間である。
・水 1500ml
・料理酒 100ml
いつも活躍する、この入水者を柔らかく仕上げる秘伝の湯。
副部長並に頑固ちゃんな本日のホルモンも、きっと幼稚園児並に素直な食感になるだろう。
その時間は、中弱火(約170度)で約30分。
クツクツ煮込むと、次第にとんこつラーメン屋さんの香りが部屋中に充満する。
その芳しい香りに誘われ、思わずamazonでうまかっちゃんの値段を確認する瞬間である。
・塩麹 小さじ1.5
・豆板醤 小さじ1
・蜂蜜 小さじ1
・大蒜/生姜チューブ 各小さじ1
柔らかの湯だけでなく、塩麹でもさらなる柔らかさを引き出す。
お安いホルモンを存分に楽しむために、こちらも本気で取り組ませていただこう。
糖質を摂取される際には、是非このホルモン雑炊を思い出していただきたい。
ただ名前は結構エグいため、お子様は猛ダッシュしてこない可能性が高い。
まずはお鍋にごま油を大さじ1加え、こちらを強火で加熱しよう。
時にここで、あえて少し焦げ目を付けてしまう。
その香ばしさがまた、絶品のホルモン焼き感をググッと引き出してくれるのだ。
前述を上回る香ばしさが部屋中に広がり、もうどえらいことになる。
愛犬は走り、猫はすり寄り、にわとりはベランダからダイブする。
そんな妄想をする本日は、完全に一人で料理を楽しんでいる。
ここであまり加熱をすると、ネギの水分がこんにちわしてしまう。
今回は辛みの少ないさらし葱として、お料理全体を包み込んでいただこう。
どこまでも芋焼酎が追っかけてくる、本日のやみつきホルモン焼き。
甘辛さの虜になるほどに、ホルモンの美味しさを噛みしめる逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
思わずそんな錯覚に陥るような、美しいビジュアル。
ホルモンと葱の組み合わせは、既に本能には『オイシイ』と登録されているようだ。
この黄身を割ったら、一体どんな味わいに包まれてしまうのだろう。
柔らかなホルモンに、甘さと程よい辛さ。
葱のシャキシャキ感と仄かな苦みが、それらの味を引き立てる。
ホルモン独特の脂の旨さも、噛みしめる度に押し寄せる。
あぁこれは、席を立ちたくない美味しさだ。
同量の葱でも、全く負けないホルモンの旨み。
それどころか黄身のコクのおかげで、よりねっとりとした肉の旨みを持ち合わせている。
あぁ、顎が壊れるまで食べ続けたい。
いつもより遥かに食べやすいホルモンを、サラダを食べる速度で平らげてしまう。
栄養豊富でお安い、この白ホルモン。
是非お食事のスタメンにして欲しい、大変美味しい逸品だった。