しゃきしゃきネギVSとろとろネギ。
最近ネギが大変お安く、いかにネギ祭りを開催しようかと考えてしまう。
しゃきしゃきに攻め込むか、とろとろで魅了するか…。
そんな悩ましい問題に、一つの最適解が見つかった。
本日ご紹介する、トロネギおろしの絶品柔らか辣油チキン。
早く・低カロ・お安く、さらに美味しいなら最高じゃ!という安易な発想の逸品だ。
トロネギおろしの絶品柔らか辣油チキンの美味しい糖質オフレシピ
・鶏もも肉 250g(皮なし)
・大根おろし 1/4本分
・ネギ 大きめ1本
お野菜をバンバンカゴに入れられる、お野菜特売シーズンのこの季節。
ランドセルからネギが覗いている小学生を見ると、お使いかな?とほっこりしてしまう。
・食べるラー油 小さじ2
・塩 軽く4ふり
・ポン酢 大さじ1
・ほんだし 小さじ0.5
そして調味料は、最近はまっている少数精鋭の組み合わせ。
何とか4種類以下で!と悩んだとき、一つの妙案が脳に訪問したのである。
まずは鶏もも肉の皮を取り、一口大にカットしよう。
そして内部に潜む鶏脂も、ここぞとばかりにカッティング。
ただ今回はこの鶏皮を、約5㎝分だけKEEPしていただけるだろうか。
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そしてこちらも珍しく水気を切らず、大根の旨味をそのまま生かしていこう。
いつもは捨てられるこちらの水気も、今日は捨てられず大変ご機嫌。
ただ完成する美味しさで最もご機嫌になるのは、他ならぬ私かも知れない。
・塩 軽く4ふり
・大根おろし 1/4本分
調味料の少なさだけでなく、完成時間も10分以内に納めたい。
こういった『縛り』が大好きな私は、前世はどんな職業だったのだろう。
ただ今回は出来ればスライサーをご活用いただき、可能な限り薄く仕上げていただきたい。
もちろん包丁でもOKだが、しっかり薄くシャコシャコと。
この未来が見通せそうなほどの薄さが、抜群のトロトロ感の正体だ。
何とか調味料を4つ以内に納めたい!
そう考えた時にひらめいた、オリーブオイルの代用品。
ただその味わいには纏まりがあり、流石は元同じ食材である。
こちらは大根おろしを落とし、お肉だけの特攻隊で。
時間にして約60秒で、鶏もも肉の焼きは完了である。
・大根おろし 漬け込みの残り
・輪切りネギ 大きめ1本
・ほんだし 小さじ0.5
一瞬にしてお鍋の主権が鶏からネギに移り、ネギネギしい香りがキッチンに充満する。
もう少しだ…。
もう少しで、世界はトロトロネギに…。(悪い顔)
・食べるラー油 小さじ1.5
・ポン酢 大さじ1
この最終工程でついに姿を現す、抜群のトロトロ感。
あとはこのラスボス的な味わいを、ひたすら召し上がるだけである。
カロリーが高そうに見えて、大変ヘルシーなこちらの逸品。
極太ネギが家宝に感じる、素晴らしきトロトロ感をお楽しみいただきたい。
低糖質の美味しさチェック
あまりこんなことを、申し上げるべきではないかもしれないが…。
なんだか…。
毛玉のゆるキャラのようだ…。
(いざ一口ぱくりといただきます…)
抜群に柔らかい鶏もも肉と、激情にとろみを帯びたネギが、もうこれでもか!という程にマッチする。
ほんだしの甘みと、食べるラー油の辛すぎないピリ辛。
あぁ、これは猛烈に元気が溢れる味わいだ。
おお、何と恍惚的な味わいなのだろう。
おろしとネギの野菜タッグが、まるでジャガイモ並みに濃厚な旨味を帯びている。
鶏もも肉の柔らかさと合わさり、甚大な旨味被害がもたらされるだろう。
とても美味しい、こちらの毛玉のゆるきゃら。
安易にトロねぎちゃんと名付けたい、大変美味しい逸品だった。