相性すんごい。ピリ蜂蜜味噌バターの極上肉汁オニオンチキン（糖質7.3g）

・鶏もも肉　250g
・玉ねぎ　　1/3個

肉汁溢れるチキンステーキを、甘くピリ辛な逸品に。

さらにしゃきしゃきオニオンを乗せれば、ガッツポーズが飛び出す味わいになるだろう。

・有塩バター　　10g
・塩/黒胡椒　　 各軽く4ふり
・醤油　　　　　小さじ1
・味噌　　　　　小さじ1.5
・豆板醤　　　　小さじ0.5
・蜂蜜　　　　　小さじ1

甘辛な照り焼きに仕上げつつも、バターと肉汁の旨味を獲得する。

こんなワガママを押し通せるのは、誕生日以外に有り得るのだろうか。

そしてスライス後は水にさらし、全工程終了まで大人しくお待ちいただこう。

ただこの水さらしでは、取れる玉葱の辛みは比較的少なめ。

ガッツリ辛さを取り除かれたい場合には、このままレンジで600W5分レンチンしていただければ幸いだ。

こちらは肉面に包丁で切り込みを入れ、大きく切り開く工程から。

加えて皮面にもプスプス切り込みを入れ、焼き上げ時の皮凝縮を防いでいただきたい。

さらに皮面と肉面に、それぞれ塩/黒胡椒を軽く2ふり（計各軽く4ふり）していただければ、準備も完了だ。

本日は漬け込み時間も不要のため、速攻調理を開始しよう。

こちらは以下を混ぜ込み、チキンステーキの完成時に絡めるだけのシンプル工程である。

・醤油　　　　　小さじ1
・味噌　　　　　小さじ1.5
・豆板醤　　　　小さじ0.5
・蜂蜜　　　　　小さじ1

また蜂蜜がカチカチになってしまった場合、湯煎などで溶かしていただけるだろうか。

あまり関係ないが、カチカチの蜂蜜を見つけた場合、プーさんはどう処理しているのだろう。

まずは中火でフライパンに有塩バターを5g（全体の半量）溶かし、鍋底に広げていただきたい。

ここからは大変簡単な工程のため、鼻歌交じりで進めていただければ幸いだ。

ちなみに心底どうでも良いのだが、君が代を鼻歌で歌うと結構怖い。

こちらはヘラ等でぎゅっと押さえつつ、中火で約2分30秒焼き上げていただけるだろうか。

バターで皮面がパリッと焼き上がり、ソースと絡めた際にも大変美味しい食感を生み出してくれる。

しっかりと焼き上がりを見届けてから、先ほどのピリ蜂蜜味噌バターソースを加えていただきたい。

あとは弱火に変更し、鶏もも肉全体にしっかり絡めていただきたい。

ひっくり返したり、お箸で移動させたり。

時間は約15秒ほど、鶏もも肉に満遍なく絡めていただけるだろうか。

いきなりカットすると肉汁が飛び出してしまうため、ここでは1分ほど放置しておこう。

またあらゆる同居人に狙われるビジュアルのため、鉄壁のゾーンディフェンスで守り抜いていただきたい。

サラダの性質を秘めた、本日の極上鶏ももステーキ。

絶望的な盛り付けセンスに関しては、現在その理由を調査中である。

柔らかで山盛りなチキンステーキが、目の前にてんこ盛り。

この盛り合わせが約200円で出来るとは、生産者様に感謝したい。

目を閉じたらステーキガストの喧騒が聞こえてくるような、そんな妄想と共に試食をさせていただきたい。

皮の脂の旨さと良質な肉汁、さらにソースの芳醇な香りと甘辛さ。

あぁ、これは美味しい。

どどどどど！と走り寄ってくる肉汁が、しっかりした肉質に最高だ。

少し濃いめの味付けも、これまた厄介なほど食欲をそそってくる。

お゛お゛う゛…。

甘みのあるシャキシャキ感がさらに追加され、濃いめのチキンが中和される。

そして食感も最高、肉汁も爽やかに洗い流され、最高に美味しい。

これはラ行の美声が、思わずランダムに飛び交う味わいだ。

あぁ鶏もも肉、いつも本当に有難う。

また必ず作成したい、大変に美味しい逸品だった。