キンキンに冷えたモズクを、蕩ける茶碗蒸しでいただく。
大変お安いにも関わらず、まるで料亭にトリップした気分。
あぁ耳を澄ませば、鹿威しとレンチン音が聞こえる。
今日はのど越しを極めた逸品で、体に清流のせせらぎを流し込もう。
本日ご紹介する、冷製オクラもずくの白だしレンチン茶わん蒸し。
体に顔パスで流れ込む、入道雲のような爽快感をご堪能あれ…。
冷製オクラもずく白だしレンチン茶わん蒸しの美味しい糖質オフレシピ
・オクラ 1パック
・モズク 70g
・卵 2個
回転寿司でも必ず頼む、年中美味しい茶碗蒸し。
海老だけ救出して食べていた幼少期の自分は、何と罰当たりだったのだろう。
・醤油 小さじ1.5
・白だし 大さじ2
今回の味付けは、シンプルで優しい白だし醤油で。
調味料の選定も簡単なため、片手でお運びいただけるだろう。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは茶こしなどに卵を2個割入れ、お箸でゆっくりかき混ぜながら卵を綺麗に濾していこう。
こちらは茶碗蒸しのすを防ぐ作業のため、す☆どんとこい(*‘∀‘)!とお考えならそのまま混ぜていただいてもOK。
ただやはり丁寧に濾した方が、ツルツル食感は各段に上昇するだろう。
その場合はスプーン等にご変更いただき、少し強めに押し出していただけるだろうか。
・水 270ml
・生もずく 70g
・醤油 小さじ1
・白だし 大さじ1.5
また生もずくは綺麗に洗い、水気をしっかり落としてから投入しよう。
さらにここでもすを入れないよう、ゆっくり混ぜ込んでいただくと完璧だ。
写真の気泡に関しては、勢い良く混ぜやがったな( ゚Д゚)!と察していただければ幸いだ。
ここでのポイントは、先に穴を開けていただくこと。
被せてから開けようとすると、超高確率でラップが卵液にダイブする。
そんな悲劇を避けるためにも、先プスプスでお願いできるだろうか。
適宜様子を確認しながら、必要とあらば1分単位でご追加いただきたい。
ちなみに追加が必要なのは、あまりに水っぽい場合。
カチカチになりすぎないよう、優しく見守って差し上げよう。
またその際、お子様に巨大プリンだと勘違いされると厄介である。
とんでもなくテンションが上がった時に、実は巨大茶碗蒸しだと告白する。
お子様の表情が一瞬にして、能面のような真顔になるだろう。
こちらはおくら1袋をまな板で塩ずり(塩を振って、転がす様に揉み込む)して産毛を取り、上下のヘタをカットしよう。
さらに包丁やフードプロセッサー等で、細かくみじん切りにしていただきたい。
またこちらの作業はぶんぶんチョッパー先生の独壇場のため、是非ブンブン引っ張っていただければ幸いだ。
・醤油 小さじ0.5
・白だし 大さじ0.5
またこちらは先ほどの200W設定のままになっていないか、ご確認いただければ幸いだ。
完成後はしっかり混ぜ、茶碗蒸しの隣の席で仲良く冷やして差し上げよう。
まるで春風をイメージした、茶碗蒸しの下を渦巻く冷たいモズク。
ちょっと自己評価が高すぎる、冷たく美味しい逸品をご堪能あれ。
低糖質の美味しさチェック
確かに本日のオクラは、いつものブラジル産ではなく『かずちゃんの野菜』というメーカー様。
恐らくニコッと笑ったかずちゃん様が、笑顔で収穫してくださったのだろう。
かずちゃん様、お疲れ様でした。
ではそんなことを考えながら、一口ぱくりと頂戴しよう。
モズクのツルツル感が口に広がり、トロトロの茶碗蒸しが追撃する。
あぁ、これは凄く心地良い美味しさだ。
まるでモズクが海の中を思い出したような、鉄壁の清涼感である。
モズク茶碗蒸し、これはすごく美味しい。
歯がお仕事を放棄するトロトロ感に、白だしの旨味が駆け抜ける。
オクラと白だし醤油、これだけで十分主役級だ。
またその粘りも茶碗蒸しで緩和され、さらなる喉ごしに加担している。
あぁ、冷製茶碗蒸しって最高だ。
プリンじゃなかった…(._.)とお凹みになるお子様にも、是非ご堪能いただきたい逸品だ。