栄養分も豊富で、お値段もお安いほうれん草。
年中近くにいてくれるからこそ、その有難みを忘れがち。
ありがとうほうれん草、いつも美味しくなってくれて。
じゃあいつものお礼に、今日は少しおされに調理させていただこう。
本日ご紹介する、クリチ豆板醤ガーリックのほうれん草おひたし。
濃厚で独特のコクを持った、一袋が余裕の逸品だ。
クリチ豆板醤ガーリックのほうれん草おひたしの美味しい糖質オフレシピ
・ほうれん草 1袋
・クリームチーズ 50g
本日は少し趣向を変えて、いつものお浸しをこってり濃厚味に。
丸ごとクリチで絡めれば、ワインを開ける音が聴こえるだろう。
・ナンプラー 小さじ0.3
・豆板醤 小さじ0.5
・おろし大蒜 小さじ0.5
・すりごま 大さじ1
(下処理)
・塩 軽く6振り
・醤油 小さじ1
こちらもサッパリさせながらも、少しピリ辛テイストに。
頻繁に活躍してくれるお浸しに、楽しい仲間が増えますように。
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さらに流水でワイルドに洗い、さらに右手に包丁を構えて…。
そして茎の先端にバッテンの切り込みを、包丁でザクザクっと入れていただけるだろうか。
またこの時は少し『押す』様に切り込みを入れると、非常に簡単。
ケガにはお気を付けいただき、お料理上手な雰囲気でザクザクやっちゃっていただきたい。
・水 1500ml
・塩 軽く6振り
こちらは一束をしっかり茹でられるような、タップリの湯量をご用意いただきたい。
お相撲さんが子供用プールでは満足できないように、本日のほうれん草には山ほどの湯量が必要だ。
45秒ほど先にお湯につけ、茎まで柔らかく熱を通していただこう。
本日は時間差で攻め、全体的な食感を均一に整えたい。
もしこのシーンを見て、『ほうれん草さんが可哀そう!』等とお子様が仰るならば。
将来きっと、マザーテレサ並みの優しい方になるだろう。
ちなみに私は子供の頃、何も感じなかった。
一般的な茹で時間は30秒ほどだが、一束という量を加味して少し長め。
また全体がしっかり湯につかるよう、ほうれん草をクルリしていただければ幸いである。
子供の頃に正直胸が高鳴らなかった、ほうれん草のお浸し。
大人になるとこんなにワクワクする料理だったとは、何とも予想外である。
・醤油 小さじ1
さらにそのまま5分間放置し、ほうれん草の身をしっかりと引き締めていただきたい。
こちらは醤油洗いという最初は妖怪の名前かと思った、素敵な調理法である。
これにて基本のほうれん草のお浸しは完成だが、本日はさらにちょい悪な味に仕上げよう。
野菜をパクパク食べられるお浸しは、栄養補給にも最高だ。
・ナンプラー 小さじ0.3
・豆板醤 小さじ0.5
・おろし大蒜 小さじ0.5
・すりごま 大さじ1
・クリームチーズ 50g
豆板醤の辛みとクリームチーズが、意外にもナイスなマッチングである。
山盛りほうれん草をモリモリ食べられる、素敵な調理法『お浸し』。
本日は雰囲気的にも『OHI☆TASHI』に改名し、お洒落な味わいでデビューしていただこう。
低糖質の美味しさチェック
醤油を少なめに抑えることで、糖質と塩分を大幅にカット。
ほうれん草の新しい夜明けとなるか、ただの鬼作となるか…。
ではその正体を、いざ一口パクリと頂戴しよう。
濃厚でクリーミーな味わいが、ほうれん草の隅々まで絡まり合う。
そしてそこに少しピリ辛な豆板醤が、大蒜と共にふわりと薫る。
今までのお浸しには全くない、完全なるほうれん草の新境地である。
少し好みの分かれる味わいだが、濃厚なお浸しもなかなかに乙じゃないか。
倍増した濃厚感が、ほうれん草の醤油と非常にマッチする。
あぁこれは、醤油とクリチのバランスが大切なのだ。
醤油洗いで引き締まったほうれん草で、シャバシャバ感も低減。
そこに濃厚に包み込むクリームチーズ、何とやんちゃな味なのだろう。
ほうれん草の新テイストを生み出す、クリチ豆板醤。
少し珍しい味に触れたいとき、是非ご検討いただきたい逸品だった。