時折食べたくなる、猛烈にホロホロな手羽先。
ただ自宅で作るとなると、圧力鍋や根性が必要かと考えてしまう。
でもそんな圧力鍋不足でも、もう大丈夫。
下処理も激らくちんな、ホロホロ白だしおでんがあるじゃない。
それが本日の、ホロリ圧力鍋並み白だし大蒜手羽先おでん。
大蒜と白だしの香りが混在し、自宅が一気にスープストックだ。
ホロリ圧力鍋並み白だし大蒜手羽先おでんの美味しい糖質オフレシピ
・手羽先 8本
・国産大蒜 3片
最高にシンプルにホロホロ手羽先を味わうなら、この大蒜もまた欠かせない。
さらに本日は皮ごと投入し、バクテーと同じ旨味もしっかりと抽出しよう。
・白だし 大さじ3
・料理酒 大さじ4
・ほんだし 小さじ0.1
・練りからし お好みで最後に
・オイスターソース 小さじ1
さらに味付けは、ホロホロながら沁み込むおでん風を演出しよう。
料理酒で低温にて煮込んだ手羽先は、きっとイメージ通りのホロホロ感を生み出してくれるだろう。
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まずは手羽先8本の、皮面と骨の間に包丁で切れ込みを。
今回の面倒くさい作業は、これにて全て終了だ。
お仕事ならばタイムカードを押して、あとはパピコを買って帰るだけである。
今回はシンガポールのご馳走肉骨茶(バクテー)と同じく、皮ごとそのまま投入したい。
絶妙な出汁が沁みだし、思わず飲み干してしまうエキスが溢れてくる。
また本日完成するお出汁は、飲み会終わりの一杯にも最強だ。
・切れ込み手羽先 8本
・皮ごと国産大蒜 3片
・白だし 大さじ3
・料理酒 大さじ4
・ほんだし 小さじ0.1
・オイスターソース 小さじ1
・水 750ml
またほんだしは本当に少しでOKなため、最悪なくても大丈夫である。
さらにアクを綺麗に取り除いて、弱火で55分間煮込んでいただこう。
料理酒が鶏肉の繊維をトコトン柔らかく、世界の山ちゃん並みにほぐしやすい手羽先が完成する。
もしこれを圧力鍋で作成したら…。
もはや柔らかすぎて、ホロホロを超える形容詞が誕生するかもしれない。
フィォロフィォロ、もしくはフョロフョロである。(読めない)
まるで博多の本場もつ鍋のような、抜群の香りがキッチンに広がる。
ちなみに一緒に大根を煮込むと、これまた最高である。
賞味期限に震える大根が冷蔵庫にいらっしゃれば、是非ご参加いただきたい。
またその際は、投入する水を少し減らしていただければ幸いだ。
その食感はホロホロか、はたまたフョロフョロか。
歯のお仕事を奪う柔らかさを、存分にご堪能いただきたい。
低糖質の美味しさチェック
白だし&オイスター系のおでんは、この透明感が最高だ。
塩気も程良く、鶏肉の旨味が生きるチキンベースの喉なる旨さ。
また今年もこの時期が来たのだと、最高に嬉しくなる瞬間だ。
では早速その旨味を、一口ゴクリと頂戴しよう。
あぁ、白だしの甘濃さが沁み渡っている。
肉の旨味と脂の甘さ、混然一体で最高に美味しいではないか。
もしおでん屋さんに置かれていたら、こればっかり頼んでしまうかもしれない。
そして『手羽だけさん』とか、不本意なあだ名を頂戴してしまうかもしれない。
まるでバクテーの深みを持ちながらも、麺を投入したくなる中毒性を兼ね備える。
それが本日の、白だし&オイスターの恐ろしさだ。
表面にチキンエキスの膜が広がっているため、いつまでも温かく喉まで暖か旨い。
寒い冬が過ぎ去った後でも、ふと食べたくなるポカポカおでん。
2019年の冬とのお別れに、マッチ売りの少女にも食べさせたい温かな逸品だった。