もし皆様が日々通われる、スーパーの鮮魚コーナーに。
ハマグリのような巨大貝が鎮座していたら、是非思い出していただきたい。
彼の名前は、ホンビノス貝。
格安なのにハマグリに負けない旨味を持つ、実は隠れた低カロ食材だ。
本日ご紹介する、茸味噌のホンビノスワインバター蒸し。
アサリのバター蒸しを超える食べ応えに、貝と食欲は同時にパカッと開くだろう。
美味しい茸味噌バターのホンビノスワイン蒸しの美味しい糖質オフレシピ
熱量:120kcalたんぱく質:動物 4.7g 植物 1.3g※上記は1人分 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・ホンビノス貝 10個
・長ネギ 1/3本
・エリンギ 1パック
・大蒜 1片
100g68円という破格のお値段で購入できる、本日の主役であるホンビノスさん。
また栄養成分に関しては、ハマグリと同等の計算で算出させていただけるだろうか。
・有塩バター 15g
・黒胡椒 軽く4振り
・コンソメ 小さじ0.1
・味噌 小さじ0.3
・白ワイン 50ml
(砂抜き用)
・塩 小さじ1
またホンビノスさんは海からお越しのため、塩気も十分お持ちである。
そのため味付けも非常にシンプルに、コンソメと味噌も風味程度でOKだ。
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その最大の特徴はこの量で約250円と、ハマグリ協会も仰天の超価格。
さらに何だかペットになりそうな、何とも言えない愛らしさもお持ちである。
お子様に見せると『お世話するから飼いたい!』と言い始める恐れがあるため、調理はお一人でされた方が良いだろう。
『毎日お散歩するから!』とか、懇願されるかもしれない。
こちらは50℃のお湯に40分程付け、驚いたホンビノスが砂を吐き出すのをお待ちいただこう。
また50度のお湯の作り方は、沸騰したお湯に同量の水を加えるだけである。
まずは以下を全てみじん切りにして、それぞれお皿に分けていただけるだろうか。
・長ネギ 1/3本+エリンギ 1パック
・大蒜 1片
今回は基本みじん切りのため、全てぶんぶんチョッパー先生にお任せすると大変らくちんである。
まずは以下をお鍋に同時に加え、中火で20秒ほど炒めていただきたい。
・有塩バター 15g
・大蒜 1片
こちらも中火で90秒ほど、バターを全体的に絡めるように煮詰めていただこう。
…ふと思ったが、ホンビノスの散歩ってどうやるのだろう。
やはり紐をつけて引っ張るのが、一般的なのだろうか。
さらに白ワイン50mlを加え、ここからは蓋をして8分間蒸し上げていただきたい。
また今回はホンビノス貝自体に結構塩気があるため、少し濃いめの味付けである。
もし薄味がお好みなら、少し調味料をご調節いただければ幸いだ。
・黒胡椒 軽く4振り
・コンソメ 小さじ0.1
・味噌 小さじ0.3
繰り返しで申し訳ないが、今回の調味料は極僅か。
コンソメに関しては、風味程度でOKだ。
アサリの数倍食べるところがあり、さらにエリンギとネギでボリュームアップ。
一口毎に貝のエキスが暴れ狂う、食べ応え満点の逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
いくらでも取れるアサリ天国、足に絡む冷たい海水…。
あの感動をふと思い出しながら、久しぶりの貝料理に垂涎が止まらない。
残った白ワインをセッティングしつつ、いざ一口ぱくりと頂戴しよう。
なぜこれほど人類を魅了するのか、不思議なほどの旨味エキス。
ハマグリにも負けない旨味に、肉厚で噛み応えのある独特の食感。
葱エリンギにもソースが移り、ラッコにグーで殴られたような衝撃だ。
あぁ、これは美味しい。
10個では到底足りない、暴力的な満足感である。
砂もしっかりと抜け、アサリを超える食べ易さ。
これは1キロくらいなら、平気で食べられそうな味わいである。
スーパーで100g68円なら、漁港で買ったら一体どのくらいお安いのか…。
是非これは、名産地である船橋港へと向かってみたい。
また行きたい場所が一つ増える、何とも美味しい逸品だった。