高速のインターチェンジで手招きする、明石焼きとお好み焼き店。
もしどっちか一つと言われたら、私は選び切れるだろうか。
お好み焼きの食べ応えに、明石焼きのトロトロ旨さ。
その2つを両立出来たら、何億人が笑顔になれるだろう。
そんな時、特大納豆明石焼き風オムレツというレシピが誕生した。
それはもうフワトロで、お好み焼きの旨味も包括した逸品との噂です(*‘∀‘)!
旨味満タンの特大納豆明石焼き風オムレツの美味しい糖質オフレシピ
・卵 2個
・木綿豆腐 1/2丁
・紅生姜 15g
・納豆 1パック(タレ付き)
・鰹節 1袋
ここだけ見ると明石焼きの予感も感じる、本日の食材達。
しかし粉物は片栗粉大さじ1だけという、何ともロカボで憎い奴である。
・片栗粉 大さじ1
・ほんだし 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ1
・マヨネーズ 大さじ1
そして味付けらしい味付けは、まさかのマヨネーズだけ。
納豆と紅生姜の塩気だけで、十分美味しく仕上がってくれるだろう。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
しかし本日はいきなり、お豆腐の水切り修行から開始である。
その修行法はお豆腐1/2丁にクッキングペーパーを三枚かけ、さらにその上から2キロ程度の重りを乗せるだけ。
こちらは汚れない様にお皿を重ね、その上にズッシリ系の置物を約10分間乗せていただきたい。
がっつり水分を奪い取ることが、今回のふんわり明石焼き食感を生みだしてくれるのだ。
こちらはボールに、以下の食材と調味料をご投入いただきたい。
・卵 2個
・木綿豆腐 1/2丁(細かく砕いて)
・紅生姜 15g (細かくみじん切り)
・納豆 1パック(軽く混ぜて)
・片栗粉 大さじ1
・ほんだし 小さじ0.5
また納豆のタレと辛子は焼くと苦みが出てしまうため、ここではカット。
後ほどマヨ辛子タレに活用させていただくため、一旦お取り置き願いたい。
大阪の先輩方にグーで殴られそうな、圧倒的に邪道な見た目。
これを大阪の宅飲みに持参したら、どれだけ怒られちゃうことか…。
恐らく『明石焼き出来まs…(*´ω`)!』くらいのタイミングでぶん殴られる恐れがある。
ただ味は大変美味しいため、ここはご自宅でコソコソ作成しよう。
まうはフライパンにオリーブオイルを小さじ1加え、鍋底をしっかり加熱しよう。
またフライパンに関しては、テフロン加工を使用した最もツルツルな製品をご使用いただけるだろうか。
また今回は折り畳み式のふんわりタイプのため、オムレツ返しの恐怖もなし。
ちなみに私のオムレツ恐怖症は、大学1年生の頃まで遡る。
思いっきりひっくり返したオムレツが、真冬の素足に着地したことが最大の理由である。
激熱だった。
ここで中は少し半生のため、少しヘラで押し込もう。
すると全体的にサイズもアップし、もはやフライパンの半分を占める巨大明石焼きに。
いやむしろ、これを明石焼きと呼んで良いのだろうか。
明石焼きに詳しい方がいらっしゃれば、是非ジャッジメント頂きたい。
ここでは中まで絶妙に火を通し、納豆の旨味を引き立てよう。
完成まであと少し、頑張れオムレツ!
…じゃなくて、明石焼き!
・マヨネーズ 大さじ1
・納豆の付属タレ 半分(1/2パック分)
・納豆の付属辛子 全部
マヨネーズだけだと少し濃度が強すぎ、明石焼き感が薄れてしまう。
そのため納豆のタレと辛子を活用し、良い感じの滑らかさを生みだしていただきたい。
圧倒的な滑らかさを秘めた、本日の特大明石焼き風オムレツ。
脳が何を食べているのか不思議がる、未知の食感をご堪能いただきたい。
低糖質の美味しさチェック
お待たせしました(*‘∀‘)!と店員さんが運んできても、喜んで食べてしまうビジュアルだ。
さらに鰹節とマヨ出汁ソースが、鼻腔をここぞとばかりにくすぐってくる。
もう胃袋もこれからお好み焼きが来るのだと確信し、完全に体はお好み焼きの受け入れ体制だ。
では早速、一口パクリと頂戴しよう。
お豆腐・卵・納豆の三トロトロ勢力が、一気に旨味と雪崩れ込む。
そしてほんだし・納豆タレ・鰹節の、3つの出汁も暴れ狂う。
あぁ、何という明石焼き感。
出汁に付けて食べなくとも、口の中が旨味で一杯だ。
紅生姜=お好み焼きという、私の脳の稚拙な反応。
その反応が出汁の旨味と組み合い、何ともグッとくるお好み焼き味。
マヨネーズと鰹節にも援護射撃され、記憶にある粉物パーティの満足感ではないか。
納豆と明石焼き、関西の方に怒られちゃいそうな本日の組み合わせ。
しかしお豆腐とのタッグで、大変心地良い食感の逸品だった。