秋野菜が元気良く飛び出す、これからのオータムシーズン。
同時に買い過ぎた秋野菜を、一気に食べ尽くすレシピが必要だ。
目の前のナスが、電光石火で売り切れる。
豚肉・牛肉を差し置いて、我先にと飛びつかれる美味しいレシピが。
それが本日の、極上トロナスの鉄板スイチリ生姜焼き。
刺激と甘みが間違いない、茄子サイドから作成をおねだりされる逸品だ。
極上トロナスの鉄板スイチリ生姜焼きの美味しいダイエットレシピ
・茄子 中サイズ3本(小ぶり約5本)
・生姜 1/5片
お肉を一切使用しない、修行中の身でも食べられる本日のレシピ。
ただその刺激的な美味しさは、別の煩悩が炸裂する恐れも秘めている。
・醤油 小さじ2
・料理酒 大さじ2
・すりごま 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・スイートチリソース 大さじ1
是非ご記憶いただきたい、実は絶品な生姜焼きとスイートチリソースの合わせ技。
ちなみに生姜も生からすり下ろせば、硬ったいお肉もしっかりと柔らかく変化してくれる。
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まずは生姜を右手にガッと持ち、今回は皮ごと一気にすりおろし。
ここでは約大さじ1杯分の、刺激的なおろし生姜をご作成いただけるだろうか。
こちらはヘタを落として、縦・横パカッと一刀両断。
一つのナスから、計4つのナスボートをご作成いただきたい。
さらに塩を軽く6振りして、5分間ほどアク抜きしていただけるだろうか。
その涼しげな光景は、まるで大混雑のサマープール。
見知らぬピ〇チュウの浮き輪が顔面に直撃した、懐かしい記憶が蘇る瞬間だ。
さらにキッチンペーパーで、水気をしっかり拭いて差し上げよう。
これにて全ての下準備がOK、あとは美味しく調理するだけ。
食卓での茄子の地位がグッと上がる、最高の逸品も目前だ。
ここからは一気に強火で焼き上げ、トロトロ茄子を作成したい。
まずは先程のナスを全投入して、強火で約8分間焼き上げよう。
またこの時の注意点は、茄子を常に移動させ続けること。
外のナスを中のナスと席替えし、全ての面をトロトロなすに仕上げていただけるだろうか。
モグラ叩きのような忙しさで、結構楽しい。
・醤油 小さじ2
・料理酒 大さじ2
・すりおろし生姜 大さじ1
・スイートチリソース 大さじ1
あとは蒸し焼きをするように、弱火で90秒。
完成後は最後の仕上げとして、すりごま小さじ1杯を全体的に振りかけていただけるだろうか。
普段は茄子とは疎遠のお子様が、無意識に二度見するそのビジュアル。
スイチリの甘みと生姜の刺激で、すこぶる魅力的な一口となるだろう。
低糖質の美味しさチェック
しかしその溢れる本格中華感は、580円くらいなら払ってしまいそうだ。
絶妙な金額設定とは裏腹に、食卓で注目を集め続ける本日のトロトロ茄子。
いつも良くしてくれる八百屋のおばちゃんに、お裾分けをしたくなる香りである。
ではお裾分け可能かどうか、早速一口チェックしよう。
そこにスイートチリソース独特の甘みバランスが、醤油の芳醇さと駆け抜ける。
茄子、めちゃめちゃ旨い。
オリーブオイルを程良く吸収し、麻婆茄子の旨さを隠し持っているではないか。
これは脱税の恐れがある。
税務署にチクろう。
豚肉だけじゃないんじゃっ( ゚Д゚)!
トロリと一口食べる度に、茄子の心の咆哮が聞こえる。
思えばずっと副菜として生きてきた、本当は主役級のトロトロ茄子。
このスイチリ生姜焼きなら、実は食卓にお肉が不在であることも気づかれないだろう。
こっそり低カロな食卓にしたい時、皆様の笑顔を守り通せる逸品だった。