食べる前から汗が噴き出る、灼熱の赤麻婆。
沁み渡るような旨味が最高の、琥珀の白麻婆。
様々な麻婆豆腐たちの中で、ひときわ目を引く魅惑の逸品。
それは優しく沁み込む、ほうれん草を使った緑麻婆だ。
できるなら朝から食べたい、柚子胡椒の緑麻婆豆腐!
ご飯なしでも大変美味しく、ご飯があるともっと美味しい逸品だ(*‘∀‘)!
柚子胡椒の緑麻婆豆腐の美味しい低カロリーレシピ
熱量:210kcalたんぱく質:動物 11.5g 植物 11.2g※上記は1人分 / 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・鶏むねミンチ 100g
・木綿豆腐 1丁(300g)
・ほうれん草 4わ(小さな束)
・にんにく 1片
・生姜 1㎝幅
今回の鶏むねミンチは、鶏むね肉の皮を剥がしてミンチにしていただくのもGOOD。
非常に低価格ながら、低脂質&高タンパクを実現できる超優秀食材である。
・ごま油 小さじ1
・柚子胡椒 小さじ1.5
・片栗粉 小さじ1.5
・オイスターソース 小さじ1
・鶏がらスープの素 小さじ0.5
今回はほうれん草の優しい甘みを楽しむため、味付けもシンプルに。
麻婆豆腐に欠かせない刺激は柚子胡椒、甘みはオイスターソースにご担当いただこう。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは以下の食材の皮やヘタを取り、全てまとめてみじん切りに。
さらにホウレンソウに関しては、さらに細かな超みじん切り特訓をお願いできるだろうか。
・ほうれん草 4わ(小さな束)
・にんにく 1片
・生姜 1㎝幅
こちらはラップなしの600Wで5分間、電子レンジで下茹でをしておこう。
この工程で、木綿豆腐はさらに激プル。
絹豆腐かと見間違えるほど、プルプル美味しいプル豆腐の完成である。
頭をぶつけても全然平気である。
まずはフライパンに以下を加え、中火で加熱を始めよう。
・ごま油 小さじ1
・みじん切りにんにく
・みじん切り生姜
ここでは加熱前からニンニクと生姜を加えることで、香りもさらにバージョンアップ。
大体40秒ほどで香りが飛び出すので、そのタイミングで次の工程に。
・鶏むねミンチ 100g
・みじん切りほうれん草
いきなり緑の草原が広がり、お子様も思わず後ずさり。
お子様受けが非常に悪い工程のため、ここは一気に駆け抜けてしまいたい。
そして開けた鍋底にて、以下の調味料を軽く加熱していただきたい。
・柚子胡椒 小さじ1.5
・オイスターソース 小さじ1
こちらは10秒ほど加熱したら、鶏むね肉達と合流させよう。
・水 300ml
・水気を切った木綿豆腐 1丁分
・鶏がらスープの素 小さじ0.5
さらに仕上げに以下を加え、全体に馴染ませていただくと完成だ。
・水溶き片栗粉
(水 大さじ1+片栗粉 小さじ1.5)
これにてヘルシーながらガツンと旨い、魅惑の柚子胡椒緑麻婆豆腐の完成である。
漢字だらけでお子様の勉強にもなる、暴力的なレシピ名も要チェックだ。
低糖質の美味しさチェック
一体この料理は、誰に対抗心を燃やしているのだろう。
圧倒的な緑推し、これで栄養がなければ訴訟ものである。
言わずと知れたほうれん草の栄養と、低脂質&高たんぱくな鶏むねミンチ。
一口ごとに元気が出る、その味わいを確かめよう。
すると優しい旨味と同時に、柚子胡椒のピリリ刺激が押し寄せる。
ただその波もすぐに消え、あとには出汁と旨味だけが残っている。
あぁ、なんと沁み込む美味しさなのだろう。
チキンのエキスとほうれん草の旨味が、芳ばしいニンニク生姜と混じり合っている。
うんうん、これは胃袋から目覚める沁み込みっぷりだ。
真冬の朝に飲んだら、思わず二度寝してしまいそうな安心感じゃないか。
豚のような攻撃的な美味しさではなく、例えるなら菩薩地蔵やマリア系。
慈愛と呼ぶに相応しい、優しくも中毒性の高い逸品だった。
さぁ次は、ぢごくの赤麻婆でも作ろうかなっ(*‘∀‘)!