シンプルゆえに奥が深い、叩き胡瓜。
見た目すんごく美味しそうでも、実際食べると味がない。
そんな失敗を繰り返すこと、はや5回。
遂に理想通りの、しっかり絶品なお店の叩き胡瓜が完成した!
その名は、丁寧絶品な叩き胡瓜のきくらげ出汁辣油🥒!
私に足りなかったのは、思い切った味付けとアレだったのかもしれません…。
丁寧絶品な叩き胡瓜のきくらげ出汁辣油の美味しい低糖質レシピ
・キュウリ 太いの2本
・乾燥きくらげ 15g(千切りタイプ)
八百屋からお招きした夏野菜の王者『極太キュウリ』と、乾物の女王こと『乾燥きくらげ』。
共に130円以下で購入できる、給料日前のお財布から絶大な信頼を集める食材達だ。
・塩 軽く10振り
・醤油 小さじ2
・ポン酢 小さじ2
・白だし 小さじ2(3倍濃縮タイプ)
・ほんだし 小さじ0.3
・蜂蜜 小さじ0.5
・食べるラー油 大さじ1
・いりごま 小さじ2
そして美味しい味の秘訣は、『しっかり塩味』と『ほんだし』の基本セット。
この二つが揃うことで、グッと本格中華の美味しさに仕上がった。
今までの叩き胡瓜は、どこかシルバニアファミリー的な優しさが強すぎた気がする。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは極太キュウリの両端を包丁でスパッとカットし、切り取ったヘタと実をクルクル擦り合わせて。
こちらの通称『ヘタクルクル』にて、キュウリの灰汁をしっかり取り除こう。(キュウリ毎約1分)
今回のキュウリは結構腹黒い性格だったらしく、凄まじい灰汁が飛び出てきた。
ここではお子様に見せられないくらい、大胆かつワイルドに叩き割って。
隅々まで味がしっかり沁みるよう、徹底的に砕いていただければ幸いだ。
ちなみに最も簡単なのは、スーパーのレジ付近で貰える透明のビニール袋に入れて叩きまくる方法である。
さらにきくらげの処理が終わるまで、この状態で水気をしっかり取り除こう。
しかし胡瓜は95.4%が水分で構成されているらしく、その水分比率は牛乳の88.5%を遥かに凌駕する。
つまり胡瓜が飲み物で、牛乳は食べ物ということに。
ちなみに保水量で最強なのは、緑豆もやしの95.9%。
もはやモヤシは水である。(哲学)
今回は事前に千切りされた乾燥きくらげを使い、さらに簡単に。
こちらも30g130円と、驚くほど低価格だ。
ちなみに中国の鳳凰という街では、乾燥きくらげが100g15円で売られていた。
10キロ買おうかと思った。(重いからやめた)
・醤油 小さじ2
・ポン酢 小さじ2
・白だし 小さじ2(3倍濃縮タイプ)
・ほんだし 小さじ0.3
・蜂蜜 小さじ0.5
・食べるラー油 大さじ1
この工程できくらげが驚くほど美味しくなり、既に立派なおつまみに。
こちらは80円くらいで作れるため、是非これだけでもお試しいただきたい。
・レンチンきくらげ
・いりごま 小さじ2
ここでのポイントは、各食材の水分をしっかり取り除くこと。
同時にしっかり混ぜた後は、冷蔵庫で30分程度冷やしていただければ幸いだ。
これにてびっくり低カロ&低脂質の、叩き胡瓜のきくらげ出汁辣油の完成だっ!
中華料理店の味わいを模索した、教科書通りの叩き胡瓜レシピである(*‘∀‘)!
低糖質の美味しさチェック
この距離でもはっきりと伝わってくる、本格中華の香りと刺激。
さらに粉山椒を振りかけたら、一体どれだけの香ばしさになっただろう。
もはや遠目からでもおつまみと分かる、見目美しいきくらげ胡瓜。
これがお通しで出てきたら、その時点で店認名定してしまいそうだ。
あぁ、これこれ…!
容赦なく濃い、ピリ辛辣油と白出汁の旨味。
最大限のコリコリ感を含有した、食感最高の万能キクラゲ。
その濃い目の味付けのおかげで、本来味の沁みにくい叩きキュウリまでしっかり旨い。
まさに期待通りの濃さと旨さ、こういうおつまみが最高に大好きだ。
しっかり味が沁みたキクラゲと一緒に食べることで、より理想的な味わいに。
さらに胡瓜とのW食感も心地良く、その歯ごたえは隣町まで鳴り響く…。
やっぱり大好物だった、お通しで美味しいきくらげ胡瓜。
まだまだ材料が残っているため、きっと明日も食べるだろう。
居酒屋わたしんち、是非ともご開幕いただきたいっ(*‘∀‘)!