無茶苦茶美味しい、鶏レバーを食べたい。
臭みが甘みに変わるほどの、最高の食感に仕上げたい。
そんな鶏レバーフェチが送る、本日の濃厚なる鶏肝レシピ。
その味わいは、生姜と大根おろしによってお届けされる。
本日ご紹介する、濃厚レバー生姜のぽん酢豆板醤。
約20分の煮込みにもかかわらず、大変柔らか旨い逸品だ。
濃厚レバー生姜のぽん酢豆板醤の美味しい糖質オフレシピ
熱量:179kcalたんぱく質:動物 23.9g 植物 1.1g※上記は1人分/下茹で調味料未換算

・新鮮な鶏レバー 250g
・生姜 大1/5片
・大根 1/9本
・カイワレ大根 1/2パック
いつもレバーを購入する専門店では、キンカン(黄色い玉)を山盛り入れる看板お父さんがいらっしゃる。
一個で良いですよ?と伝えると、笑顔で10個は詰め込んでくる、茶目っ気タップリな人気店である。

・豆板醤 小さじ1
・ぽん酢 大さじ1.5
・ごま油 小さじ1
(下処理用)
・料理酒 100㏄
・塩 軽く6ふり
そして味付けは、生姜と大根のダブルおろし+ぽん酢豆板醤。
この鉄板テイストは、鶏レバーの臭みをマザーテレサ並に包み込んでくれるだろう。

最初は塊ごとジャブジャブ水で洗い、できるだけ血や汚れを洗い流しておこう。
そしてある程度洗浄水が透明になってきたら、レバーが浸かるくらいの水に軽く6ふりの塩と共につけておこう。
そのお時間は、約5分程度でOKである。

・水 1500ml
・料理酒 100㏄
・塩 軽く6ふり
ここには塩を入れず、料理酒のみのふっくら仕上げ。
ゆっくりじっくり茹で上げれば、レバー好きには堪らない味わいが完成する。

ところで鶏肉に危惧されるカンピロバクターの予防方法は、『中心部を75℃以上で1分間以上加熱』とされている。
しかしビビりで欲張りな私は、さらなる高温かつ滑らか食感も求めさせていただきたい。

そのベースとなるのは、以下の二種おろし野菜である。
・おろし生姜 大1/5片
・おろし大根 1/9本
※共に軽く水分を切る
実は冷蔵庫のゴーヤが『僕もおろして欲しい』的に見ていたが、今回はご遠慮いただいた。
おろしゴーヤを追加すると、一気に口の中が森になるのだ。

・豆板醤 小さじ1
・ぽん酢 大さじ1.5
・ごま油 小さじ1
これらを混ぜ合わせれば、レバーの臭みを封印するダブルおろしソースの完成だ。
2017年、ナウな鶏レバーに最もバカウケな逸品である。

なんとも禍々しい、この圧倒的なレバーのアク。
お鍋の底には、さっぱりとした表情のレバー達が待機しているはずである。

さらに全てを半分にカットし、中の血合いなども軽く流していただけるだろうか。
今回は徹底して臭みを取り除き、世界のレバ友様を増やしていきたい計画である。

こちらは少し強めに揉み込み、可能ならば10分ほど放置していただきたい。
レバーの隙間に豆板醤が忍び込み、さっぱりピリ辛感がビシバシ行き届くだろう。

レバーをとことん楽しみ尽くす、本日の夕べ。
そしてお酒もご用意されていれば、きっと今宵はパーリナイである。
低糖質の美味しさチェック

大量のレバーに負けぬ、新鮮な野菜達。
食欲スイッチが一気に入るような、抜群の芳しさである。
では早速、一口パクリといただこう。

ピリリと響く辛みの中に、生姜と大根の野菜の辛み。
しかしぽん酢の酸味もしっかり響き、辛すぎることはない美味しさ。
さらにそこに、ねっとりと旨いレバーが柔らかく浸透してくる。
あぁ…、レバーの旨みがすんごい。

しかしまるでレバーペーストの様な、ねっとりと濃厚な旨みの舌触り。
さっぱりとねっとりが繰り返され、箸がズンズン進軍する。
一口毎にレバーの旨みを再確認出来る、堪らぬ幸福感である。
100g100円程度の、お安い新鮮レバー。
その抜群の栄養価で、体感的に元気が出てくる逸品だった。