食欲猛進。トロリ玉子の濃厚オーロラ海老チリ厚揚げ（糖質4.3g）

・たまご　　　1個
・厚揚げ　　　200g
・海老　　　　5匹

今回の一皿は、まさにお子様のヒーロー的テイスト。

初めて野球でホームランを打った時、初めてテストで100点を取った時。

初めて20kgの米袋を運べずに苦労している御婆さんを助けた日など、あらゆるシチュエーションのご褒美に使えるだろう。

・料理酒　　　　　　　小さじ2
・ケチャップ　　　　　大さじ1
・豆板醤　　　　　　　小さじ1
・マヨネーズ　　　　　小さじ2
・すりごま　　　　　　小さじ2
・オリーブオイル　　　小さじ2
・大蒜/生姜チューブ　 各小さじ1
・鶏ガラスープの素　　小さじ0.5

そして今回の海老チリは、オーロラソースバージョン。

さらにトロトロのタマゴを加え、優しい甘さに包み込んだ逸品である。

まずは背ワタを取ったエビを、小さくぶつ切りにカット。

そこに料理酒を小さじ2まぶし、臭みを取りつつ柔らかさを与えて欲しい。

これでカロリーオフを狙いつつ、柔らか厚揚げをわっしょいさせよう。

ふわり食感の厚揚げが完成すれば、主食としても一騎当千の働きを見せるだろう。

ベストサイズの厚揚げが完成し、味の沁みこみも大変宜しくなる。

1枚98円のお役立ちプライスが、お弁当にも詰め込みたい美味しさに転職する。

まずは以下を同時にフライパンに入れ、中火で加熱すること30秒。

・オリーブオイル　　　小さじ2
・大蒜/生姜チューブ　 各小さじ1

馴染みのある行程だが、いつもこの香りには元気づけられる。

くしゃみの爆風でにキッチンにぶちまけた片栗粉も、笑って許せるレベルである。

表面に焼きを入れながら、大豆の美味しさを凝縮させていこう。

・海老　　　5匹
・豆板醤　　小さじ1

これを強火のままで、海老がお鍋に触れるように約60秒炒めよう。

今回厚揚げを美味しくする塩気は、ピリ辛が売りの豆板醤にお願いした。

・ケチャップ　　　大さじ1
・マヨネーズ　　　小さじ2
・すりごま　　　　小さじ2
・鶏ガラスープの素　　小さじ0.5

ここまで来たら、一気に海老チリ感が部屋中に充満する。

寝そべっていた愛犬は腰を上げ、リビングで休む旦那様は新聞を置き、遠慮のない長男は問答無用のつまみ食いを要求するだろう。

これは最後に火をつけたまま、溶き卵を約10秒間混ぜ込んでしまおう。

この作業は少し時間の余裕がなかったため、写真がえらい事になっているのはお許しいただきたい。

柔らかさの中に甘みと辛みを帯びた、素敵な大皿料理をお召し上がりいただきたい。

またお好みで黒胡椒をかけ、スパイシーに仕上げるのも大変美味しい。

オレンジと赤のクレヨンを使った、わくわくするような綺麗な配色。

その中にトロリと溶け込んだ、白と黄色のコントラストが最高である。

空腹感に耐え切れず、さっそく一口いただこう。

どんどん口の中で美味しさが交わり、たまごのトロトロ感が最後に挨拶をする。

これは少しジャンクな印象だが、大変美味しい。

すりごまの香ばしさが、さりげないお仕事をされていらっしゃる。

たくさん食べても、なかなか減らない。

その嬉しいボリュームにも、大変感謝したい。

厚揚げの美味しさをまた実感した、大皿でご用意いただきたい逸品だった。