お箸で食べるサラダのイメージは、いわば和風美人。
旨味がしずしず歩んでくる、そんなゆったり時間が最高だ。
しかしスプーンで持ち上げるサラダは、いわゆるラテン系。
ひょおぁぅぅ!(*‘∀‘)と暴れ出す、攻撃的なリズムが至極である。
そして本日の、味噌ぽんクリチのおくら鮭もっちりサラダ。
カレー並みの速度で食べ尽くす、ポテサラ超えのモッチリ感をご堪能あれ。
味噌ぽんクリチのおくら鮭もっちりサラダの美味しい糖質オフレシピ
・無塩鮭 3切れ
・おくら 1袋
・玉ねぎ 1/4玉
・クリームチーズ 50g
本日鮮魚コーナーで、じっと鮭を見つめる3歳くらいのお子様がいらっしゃった。
そしてその子は私が買い物を終えても、まだそこにいた。
私の目線に気付いたのか、バイバイ!と手を振る鮭坊や。
ちなみに手を振ったのは、私にではなく鮭の切り身に対してである。
・塩/黒胡椒 各軽く6振り
・ポン酢 小さじ1.5
・味噌 小さじ1.5
・無糖白ワイン 大さじ2
味付けは少し抑え目で、クリームチーズの素質を引き出そう。
濃厚な舌触りで十分旨味を感じるため、このくらいの量が最適かも知れない。
まずは無塩鮭の皮と骨を包丁で取り除き、1㎝程度の一口サイズにカッティング。
こちらには白ワインを大さじ1加え、5分程放置していただきたい。
ペルシャ猫が好みそうな、お洒落な西洋の色合い。
私が野良猫ならば、お洒落すぎて素通りするカラーリングである。
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ただ今回は玉ねぎの食感を純粋に楽しむため、辛みにはご遠慮いただきたい。
そのため水にさらした状態で、600Wで90秒レンチンしていただけるだろうか。
これぞ辛みを迅速に奪い去る、レンチン茹で手法。
放置しすぎた玉葱の辛みを、ぎゃふんと言わせるには最適である。
そちらも1㎝幅に乱切りしていただいたら、漬け込んでいた鮭と一緒にシリコンスチーマーに。
鮭は重ならないように配置して、あとは600Wで3分30秒レンチンしよう。
また鮭全体がしっかり加熱されているか、パカッと蓋を開けてレンチン時間を適宜ご追加いただきたい。
この際ご注意願いたいのは、とにかく水分をしっかり切っていただくこと。
シャバシャバになり過ぎると、クリームソースが少し絡まりづらくなってしまうから。
また水気を切ったご褒美に、この段階で塩を軽く6振りしていただけるだろうか。
・黒胡椒 各軽く6振り
・ポン酢 小さじ1.5
・味噌 小さじ1.5
・無糖白ワイン 大さじ2
・クリームチーズ 50g
こちらは白ワインを混ぜることで、まさに和風チーズフォンデュ。
ハムサンドイッチに流し込むと、ピクニックの出発前に食べ尽くしてしまう極悪ソースである。
君はトルコアイスかな(*‘∀‘)?と、ソースに突っ込みながら…。(ぐるぐる)
持ち上げるスプーンが重みで嫌がる、本日のもっちりオクラ鮭。
クリームチーズとオクラの粘り気が、競い合うように絡み合う逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
もし私がネズミだったら、どうやって盗んでやろうか…。
重量感と粘度を秘めた、『もっちり(*‘∀‘)!』と鳴きそうな本日のサラダ。
これはズシっと満足感の高い、美味しい晩御飯になりそうだ。
かなり薄味に仕上げてはいるが、それでも濃厚なクリチの旨味が堪らない。
さらにオクラの粘り気と、鮭の身が解れて海の旨味が暴れ出す。
あぁ、なんてあばれる君なのだろう。
これは近くにステーキがあっても、容赦なく主張するタイプの美味しさだ。
一気に和風の旨味に変化して、数種類の満足感が楽しめる。
玉葱のシャキシャキ食感も加わり、サラダのリズムが最高じゃないか。
昔どんな擬音も音楽にしてしまう、そんな男性の映画を拝見した。
その面白い発想で、人々の足音等も音楽になっていた。
もしその男性に出会ったら、このサラダもイケてる音楽にしていただきたい。