エキス唸る。炊飯器放置の手羽元塩麹ワインガーリック（糖質4.5g）

・手羽元　　8本
・大蒜　　　1片
・マッシュルーム　1パック

今回のレシピは、圧倒的な簡単さを売りとしている。

新生活が始まったフレッシュメンたちの食卓を、半ば強引にサポートしたいのだ。

・塩/黒胡椒　　 各軽く2ふり
・白ワイン　　　80㏄
・塩麹　　　　　大さじ1.5

まるで調味料好きの泥棒に盗まれたような、少数精鋭のシンプル調味料たち。

ただし馴染み深い調味料と一緒なら、実家のママさんも安心だろう。

中までエキスが染み渡るよう、いい感じに切れ目を入れておこう。

手羽先を調理する際に行う、この恒例の儀式。

『手羽先切れ込みいれる～の』的な商品を検索してしまう、少しだけ面倒くさい瞬間である。

・細切りにした大蒜　1片
・塩/黒胡椒　 　　　各軽く2ふり
・塩麹　　　　　　　大さじ1.5

もはやお遊戯にも近い、非常に簡単な行程。

大蒜に関しては、できるだけ細く千切っていただけるだろうか。

あまりに行程が簡単なので、思わず細分化した写真を差し込んでしまった。

もし許されるなら、私がクイックルワイパーを握りしめた写真を入れようかとすら考えてしまった。

何度もお世話になっている、このマッシュエキスさん。

今年も既に100マッシュは、軽く達成されている程食べさせていただいた。

・白ワイン　　80㏄
・水　　　　　120cc

白ワインとお水、そんな豪奢なお風呂を楽しむとは。

一体彼らは、何姉妹なのだろう。

じっくり中まで火を通し、エキスが数式的に混ざり合う。

あとは炊飯器先生に全てをお任せし、私はクイックルワイパー作業に戻るとしよう。

溢れるエキスと旨みを鼻孔で感じ、さらにご自由に味わっていただきたい。

こんな素敵なエキス風呂に、じっくり長風呂されたのだ。

きっと旨みの溶け合う、素晴らしいテイストにおなりになられているのだろう。

一口食べると、手羽元の肉肉しさに汁が溢れる。

白ワインの甘みと塩麹の塩気、大蒜の香りが吹き荒れる。

やはり手羽元の美味しさは、鉄板である。

鶏肉、好き。