バジルの風味と辛味噌を、ビンビンに効かせる。
そこにプリプリで柔らかい、しっとりチキンを絡めてしまう。
100g58円の鶏胸肉に出会った時、沢山の美味しさを楽しみたい。
そしてその一つに、味噌バジルのテイストを加えてはどうだろうか。
本日ご紹介する、マリネ風鶏むねのオクラ辛味噌バジル。
柔らかな旨みに、つまみ食いの猛襲が危惧される逸品だ。
マリネ風鶏むねのオクラ辛味噌バジルの美味しい糖質オフレシピ
・鶏むね肉 300g(皮なし)
・オクラ 1袋
今回の味噌バジルは、まさに和のテイスト。
そのためオクラの粘り気にもご協力いただき、纏わりつく美味しさに仕上げたい。
・乾燥バジル 小さじ1
・すりごま 大さじ0.5
・豆板醤 小さじ1
・味噌 大さじ1
・お酢 小さじ1
・生姜チューブ 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ2
(茹で用 ※栄養換算なし)
・料理酒 100㏄
さっぱりとした辛みに、バジルの風味。
珍しい組み合わせだが、鶏むね肉はしっかり受け止めてくれるはずである。
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ポイントはいい感じの細かさにカットすることで、鶏むね肉に触れる面積を広げること。
主人公のとっておきの必殺技を食らった、中ボスクラスの敵キャラみたいだ。
・お水 1500ml
・料理酒 100㏄
この料理酒+お湯こそ、とびきりの柔らかさを生み出してくれる魔法の泉。
いや実際には魔法とかではなく、料理酒が一生懸命頑張ってくれるだけである。
ここからは約30分間放置し、鶏むね肉の成長をゆっくりと見守ろう。
塩味もついていない健康的なお肉のため、愛犬様のモグモグも止まらないだろう。
まずはオクラをネットの上からわしわしこすり、産毛を綺麗に取り除いていただきたい。
そしてヘタを包丁で一気に切り落とせば、いざ準備完了である。
そしてそれにふわりとラップをかけ、まずは600Wで約90秒加熱していただけるだろうか。
またレンチンではなく以下の茹で調理を行えば、より美味しいオクラもお召し上がりいただける。
・乾燥バジル 小さじ1
・すりごま 大さじ0.5
・豆板醤 小さじ1
・味噌 大さじ1
・お酢 小さじ1
・生姜チューブ 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ2
これにて粘り気を持った、濃い目の豆板醤オクラソースの完成である。
鶏むねのあらゆる筋繊維の間に、容赦なく進むオクラ豆板醤軍。
今年の秋には映画化も噂されている、野菜好き必見のシーンである。
スタミナ太郎が嫉妬するほどの、この圧倒的なエネルギー感。
皆様の疲れた体を、このやんちゃな美味しさで癒していただきたい。
低糖質の美味しさチェック
何かしらカタカナの商品名を与えたくなるような、チキン料理感に溢れている。
辛みを見せる豆板醤と味噌から、何とも食欲をそそる香りが漂ってくる。
では早速、一口パクリといただこう。
何とも稚拙な表現だが、柔らかくて美味しいのだ。
そしてバジルの香りと味噌豆板醤の辛み、これがオクラの粘り気でより強調されている。
おつまみにも最適な、少し濃い目のガッツリテイスト。
お箸を伸ばすたびに、その鶏むねの柔らかさを楽しんでしまう。
きっと何かしらのゲージが、ズガーン!と跳ね上がるに違いない。
そんな感じの、スタミナだらけのお肉とオクラ。
脂質も少なく、これは筋トレ後のタンパク質摂取にも最適だ。
オクラがお安い、この素敵なシーズン。
また必ず会いに来たい、元気をいただく逸品だった。