何にかけても美味しい、王者ネギ塩。
焼き鳥屋で頬張るあの幸福感を、さらに刺激的に盛り上げたい。
しかし実は、あの慣れ親しんだ美味しいネギ塩ソース。
彼はゲームのラスボスと同じく、もう一段階の進化を残している。
本日ご紹介する、葱柚子胡椒の柔らかオーブンチキンステーキ。
柔らかなチキンと頬張る、ニューネギ塩の美味しさをご堪能いただきたい。
柚子胡椒ネギ塩の柔らかチキンステーキの美味しい糖質オフレシピ
・新鮮な鶏もも肉 300g
・ネギ 中1本
今回最大の特徴は、辛みと甘さが大変マッチするネギ柚子胡椒ソース。
そのまさかの量は、ネギ丸ごと一本である。
・塩/黒胡椒 各軽く8ふり
・料理酒 小さじ4
・醤油 小さじ0.5
・柚子胡椒 小さじ0.5
・顆粒コンソメ 小さじ0.5
・大蒜チューブ 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
行きつけの焼き鳥店長に教えて貰った、本日のネギと柚子胡椒の組み合わせ。
『トムとジェリーくらい相性良いよ?』と例えていただいたが、私の記憶が正しければ彼らはケンカ三昧である。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは皮以外の余分な脂肪を包丁で取り、肉の面を包丁で大きく切り開く。
さらに皮面には、フォークで容赦のないプスプス処理をしていただけるだろうか。
・塩/黒胡椒 各軽く6ふり
・料理酒 大さじ1
シンプルだが飽きの来ない、塩胡椒&料理酒漬け。
今回のチキンには、より王道な美味しさに仕上がっていただこう。
そのために必要なのが、丸ごと1本のスーパーネギのみじん切り。
ここでは中くらいのサイズを、わしわし木っ端みじんにして欲しい。
ちなみにスーパーネギのスーパーは『超』ではなく、『スーパーで買ったやつで良いよ』という意味合いである。
まずはお鍋にオリーブオイルを小さじ1加え、強火で加熱していただきたい。
ここからは、鶏肉の余分な脂をネギに美味しく移転する作業である。
焦げ目を付けつつ、皮から沁みだす脂を絞り出してあげよう。
これにより脂のくどさも半減し、より柔らかさが際立つ処理の完了である。
こちらを余熱無しの180度で21分間、オーブンでじっくり低温で焼き上げよう。
『クッキングやらキッチンやら、色んなペーパー使いすぎぃ!』というご意見には、従業員一同謝罪申し上げる。
何卒今回の美味しい鶏モモステーキに免じて、お許しいただきたい。
まずは脂の中に以下を投入し、軽く中火で20秒ほど加熱しよう。
・大蒜チューブ 小さじ1
この時少し油が跳ねるので、読み終わったヤンマガなどでガードしていただきたい。
段々と水分が飛び出し、ねっとりとしたペースト状に仕上がる柚子胡椒ネギ塩。
大量ストックしておけば、チョイチョイつまんでしまう美味しさに困惑する。
・塩/黒胡椒 各軽く2ふり
・料理酒 小さじ1
・醤油 小さじ0.5
・柚子胡椒 小さじ0.5
・顆粒コンソメ 小さじ0.5
あんなに山盛りだったネギも、今や美味しそうなチーバ君的なビジュアルになってしまった。
柔らかさに刺激を乗せた、本日の柚子胡椒ネギ塩チキンステーキ。
ご自宅が美味しいファミレスになる、何ともインスタ映えする瞬間である。
低糖質の美味しさチェック
まだ味見をしていないけれど、先に感想が飛び出してしまう。
柔らかな肉質に、溢れる肉汁。
しっとりとした鶏脂を確認したら、いざパクパク頂こう。
デジャブとも思える感想が思わず飛び出す、極上に柔らかな鶏もも肉。
いつもの脂分を程よく抑え、皮と肉の間の旨さが堪らない。
そして柚子胡椒とコンソメの効いたネギ塩が、甘さと香ばしさを包括している。
これはご家族様がよそ見をした瞬間に、全て食べ尽くせる美味しさである。
それほど辛すぎず、ピリリ感だけを上手に纏っている。
少し薄味のチキンに乗せ、味わうように噛みしめてしまう。
お洒落な洋風のソースもいいけれど、和の集合体の葱ソースは格別だ。
あぁ、もうなくなってしまった。
また国産鶏もも肉がお安い時に、必ず思い出したい逸品だった。