しっかり味の沁み込んだ高野豆腐。
それは一口食べると、まるでお口の中で鍋パが開催された気分である。
そんな旨味を包括する、高野豆腐が大好きだ。
低糖質とその食べ応えで、どうか本日の空腹を満たして欲しい。
本日ご紹介する、椎茸白だしオイスターの高野豆腐卵とじ。
卵とオイスターの甘みと淡白さが、じゅんじゅわぁと溢れる逸品だ。
椎茸白だしオイスターの高野豆腐卵とじの美味しい糖質オフレシピ
・少し良い高野豆腐 3個(約50g)
・卵 2個
・干し椎茸 2個
本日は出汁と具材としても使える、美味しい干し椎茸をチョイスしよう。
シックな旨味が好きだった、元カノを思い出す味わいだ。
・醤油 大さじ1
・白だし 大さじ1.5
・生姜チューブ 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ2
・オイスターソース 大さじ1
干し椎茸の旨味で、かなりシンプルに攻め込める本日の一品。
中国旅行で大量の干し椎茸を購入した自分に、感謝状をお送りしたい。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
こちらは干し椎茸2個には、熱めのお湯200mlを。
さらに高野豆腐3個は、隠れるほどのぬるま湯を差し上げよう。
そしてその戻し時間は、共に約10分。
ただ椎茸の茎は非常に頑固なため、途中包丁でカットしていただくと幸いだ。
ここで高野豆腐は、十字にカットし4等分に。
干し椎茸は戻し汁を捨てずに、細かくみじん切りにしていただきたい。
子供の頃はあまり好きではなかった干し椎茸も、乾物店巡りするほどに大好物になってしまった。
まずはお鍋に以下の調味料を同時に加え、中火で約15秒ほど加熱していただきたい。
・生姜チューブ 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ2
この独特の香りを嗅ぐ度、楽園バリの妖艶な香りを思い出す。
探していた靴下の片方が出てくるような、私のキッチンとはえらい違いだ。
ただ椎茸は比較的好みが分かれる食材のため、もしかしたらお好きでない方もいらっしゃるかもしれない。
ちなみに私の兄は、国を代表する椎茸嫌いである。
・椎茸戻し汁 200ml
・醤油 大さじ1
・白だし 大さじ1.5
・オイスターソース 大さじ1
あとはこちらを蓋をせず、中火で約10分間煮込んでいただけるだろうか。
祖母の笑顔が脳裏をよぎる、和風に香る煮込み高野豆腐。
ばあちゃん、猫山はめっちゃ元気です。
さらにその状態で少し放置していただくと、高野豆腐の沁み込みも抜群だ。
もしお時間があるならば、追加の沁み込み時間を設けていただきたい。
ほっとした味わいに包まれたい時には、この高野豆腐卵とじ。
椎茸の旨味が主役を担う、胃袋で祭囃子が聞こえる逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
小料理屋のカウンターに置かれているような、沁み込んだ煮物。
最高に心躍るあの雰囲気が、今目の前の一皿に凝縮されている。
ここには美人女将は一人もいないが、早速一人でぱくりといただこう。
白だしとオイスターのダシの旨さが、存分に楽しめる。
さらに椎茸の出汁ががっつり広がり、これは和を凝縮した味わいだ。
ただ高野豆腐は価格によって美味しさが大きく異なるため、少しだけ良いものをお勧めしたい。
低価格なものになると、軽くスポンジボブを思い出す食感になってしまう。
あんなにも小さな茸なのに、なぜこれほど旨味が詰まっているのだろう。
喉まで伸びるようなダシのエキスに、卵とじも芳醇な美味しさに仕上がっている。
あぁ、干すって本当にすごい。
私も一度干されて、自身の長所を凝縮したいものである。
そんな誤解を招く発言も溢れだす、何とも沁み込んだ逸品だった。