童話『北風と太陽』の中では、二種類の作戦が決行される。
一つ目が強引に服を脱がし、もう一つは自発的に服を脱がす。
子供の頃から繰り返し教わった、あの絵本が教えてくれる心理学。
そして今ピーマン嫌いのお子様に、後者のやり方で挑みたい。
それが本日の、芳醇オーロラカレーの鶏ピーマンソーセージ。
お子様が自発的に食べたくなる、そんなピーマンレシピをご堪能あれ。
芳醇オーロラカレーの鶏ピーマンソーセージの美味しい糖質オフレシピ
・鶏むね肉 250g(皮なし)
・ピーマン 3個
本来もっと分量を減らすべき、お子様ピーマン食べさせたい大作戦。
しかし本日はお子様に気が付かせない練り込みタイプではなく、前面にピーマンを押し出す作戦である。
・塩/黒胡椒 軽く6振り/軽く4振り
・カレー粉 小さじ0.8
・片栗粉 小さじ2
・マヨネーズ 大さじ3
・ケチャップ 大さじ1
・おろし大蒜 小さじ0.5
そして味付けは、濃厚で香ばしいオーロラカレーソース。
高確率でお子様も大好きな、個人的にも暇さえあれば舐めたい逸品である。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まずは鶏むね肉250gの皮を取り、フードプロセッサー等でミンチ状に。
私はいつもの通りぶんぶんチョッパー先生にお願いし、快適なキッチンライフを送らせていただいている。
拝啓ぶんぶん先生、先生はバケツサイズでデビューされないのでしょうか。
・みじんぎりピーマン 3個分
・塩 軽く6振り
・カレー粉 小さじ0.5
・片栗粉 小さじ2
・おろし大蒜 小さじ0.5
また今回のピーマンは、ずばり一切味のごまかしなし。
あくまでピーマン本来の旨味を楽しむ、王道のピーマン克服術である。
随所に存在する、存在感たっぷりの美味しいピーマン。
『ちょっとお皿の端っこに移そ…(´・ω・)』
そんなお子様の作戦も封殺する、決して逃れられぬピーマン軍の包囲網である。
こちらは端っこをキャンディの様に、クルクルと。
ただハロウィンにはちょっと使えない、結構生々しいビジュアルである。
こちらはお湯の浸水を防ぎ、超滑らか食感を生み出す工夫である。
二重に閉じ込められたピーマンも、もはや美味しくなるしかお子様に好かれる道はないだろう。
お料理上手の方は、恐らく並行してお湯を沸かされていらっしゃるに違いない。
ちなみに私は忘れていたため、5分程お鍋の前で立ち尽くしている。
その茹で時間は、約10分間。
またこちらのソーセージは大変浮かびやすいため、時折クルクル転がしていただければ幸いだ。
ていっ!
ひっくり返りなさいっ!(クルリ)
こちらも非常にシンプルながら、お子様ウケ抜群の味付けである。
・黒胡椒 軽く4振り
・カレー粉 小さじ0.3
・マヨネーズ 大さじ3
・ケチャップ 大さじ1
明らかにピーマンの存在に気が付いてしまう、本日のピーマンソーセージ。
お子様とピーマンの和平交渉が、今晩開催されるだろう。
低糖質の美味しさチェック
レンチンにはない柔らかさで、鶏むね肉のパサパサ感もほとんどなし。
しかしピーマンの仄かな苦みと旨味は、思いっきり健在である。
では早速、美味しい一口を頂戴しよう。
…と行こうと思ったが、ちょっとソースが付いていたのでそのままパクリ。
滑らかな舌触りから、鶏肉の旨味が溢れ出してくる。
このままでも、素材の美味しさを十分に堪能できる。
味付けはかなり薄味で、ソースとの相性も非常に良さそうだ。
オーロラソースでも健在の、抗えぬカレーの魔力。
ピーマンの仄かな苦みも、チキンの食べ応えと共に美味しく頂ける。
これはソースの配分を間違える、先に使い尽くすソースになるだろう。
恐らく追加ソースされる方も多い、こちらのカレーオーロラ。
ナゲットなどにもご活躍いただきたい、間違いのない味付けだった。