茶色系の猛烈に美味しそうなもの食べたいシンドローム。
私が週末にこの奇病に罹患する確率は、何と100%。
本能から抗えぬ、茶色のグッとくる料理を食べたい。
そんな想いから、本日もまた間違いのない具材をお迎えしてしまった。
それが本日の、旨さ溺れる蜂蜜焦がし葱ガーリックチキン。
焦がして揚げてエキスを凝縮、作成途中から最高にワクワクした逸品だ。
旨さ溺れる蜂蜜焦がし葱ガーリックチキンの美味しい糖質オフレシピ
・鶏もも肉 300g
・長葱 1/2本
・大蒜 2片
・大葉 5枚
本日狙い撃つ味わいは、アジア圏で食べられる屋台の味わい。
台湾・ベトナム・インドネシア辺りを、ぐるっと纏めて統合しよう。
・塩 軽く5ふり
・蜂蜜 小さじ0.5
・すりごま 小さじ2
・塩麴 小さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ0.5
・オイスターソース 小さじ1
通常焦がしネギに使用する油も、本日は全て鶏皮で代用してヘルシーに。
こっそり低カロに仕上げさせていただいたが、神様からご褒美とかあるだろうか。
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まずは鶏もも肉300gの皮を取り、フォークで全体的に穴を開けよう。
そちらを一口大にカットしていただき、少し深めのお皿に乗せておこう。
またこの時もも肉に筋があるようならば、包丁でチョンと断絶して。
さらに本日は鶏皮も美味しく調理するため、VIP対応で個室をご用意いただけるだろうか。
今回の美味しさの秘密は程良い『焦げ』のため、この塩麴が抜群に良い働きをしてくれる。
鶏肉もグッと柔らかくなり、オロナイン並みにご家庭に一本置いておきたい調味料だ。
ちなみにオロナインとリポビタンを呼び間違えるのは、私だけではないはず。
あーオロナイン飲みたいーとか言っちゃう時、絶対あると思うんだ。
こちらは切れ味の良い包丁で、細かくカットしていただきたい。
また以外にもハサミでも切れやすいので、ジョキジョキ刻んでいただくのも最高だ。
・大蒜 2片:みじん切り
・長ネギ 1/2片:みじん切り
実はお互いみじん切りでOKのため、一気にぶんぶんチョッパー先生で細かくすると非常に簡単。
『あら、あなたもみじん切り(*‘∀‘)?』みたいな感じで、チョッパー内で新しい恋が芽生えるかもしれない。
すると大量の鶏脂が飛び出し、さらに鶏皮も茶色のカリカリ状態に。
先に細かくしておくと熱が通り易く、カリカリ感もグッとアップするだろう。
おつまみに良し食感追加に良し、もともと同じ食材のため、鶏肉との味の馴染みもバッチリだ。
また鶏皮には塩を軽く2振りして、仄かな塩味を加えておこう。
お近くに晩御飯が待ちきれない食欲爆発っ子がいらっしゃれば、ひょいと口の中に放り込んであげていただきたい。
ニコッ(*‘∀‘)!
って、なるだろう。
まずは先ほどの鶏脂を小さじ1お鍋に加え、中弱火で加熱していただこう。
ここまで少しお時間を頂戴したが、完成まであと少しである。
先程の鶏皮をチラ見しつつ、いざ火のスイッチを入れていこう。
こちらは時折混ぜるように、良い感じに表面を焼き上げればOKだ。
摘み食いをされたそうな顔をしているが、ここはグッと堪えていただきたい。
ここで摘まんでしまったら、鶏もも肉の思うツボだ。
ここからは焦がし大蒜&ネギを作成するのだが、この良い感じのチキンエキスが最高である。
また残った鶏脂に関しては、ご自由にご活躍いただければ鶏もニッコリだ。
もしくはコケッコだ。
ちょっと意味は分からないけれど。
こちらは60秒から70秒、あっという間に程良い焦げ目が完成する。
またこの間も葱&大蒜はどんどん焦げようとするため、火は止めて作業をしていただくと簡単である。
・塩 軽く3ふり
・蜂蜜 小さじ0.5
・すりごま 小さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ0.5
・オイスターソース 小さじ1
さらにここで再度火を入れ、中火で30秒ほど絡めていただければ完成である。
大変お待たせして、誠に申し訳ない。
この通りだ。
胃袋を引き寄せる引力すら持つ、魔の茶色の美味しそうチキン。
屋台で漂う香りに近い、一日のお疲れを癒してくれる逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
しかし私の本能は、茶色い物こそ美味しいと知っている。
たこ焼き然りトンカツ然り、ドーモ君然り。
茶色い奴はみんな友達、では早速挨拶回りから始めよう。
あぁこれは、外で麦酒を飲みながら楽しみたい味わいだ。
胡麻と大葉の香りが引き立ち、柔らかな鶏もも肉が口内に広がる。
香ばしい大蒜も手伝い、食欲が暴れ出す美味しさではないか。
食感が一度に変化し、更なる旨味にニッコリである。
ごま油を使うと少し胡麻の香りが勝ちすぎるが、これなら安心。
馴染みのある鶏脂と柔らかもも肉が、しっとり美味しい。
もし隣に黄金色のビールを置くと、一体どうなっちゃうのだろう。
これは実験だからね( ˘•ω•˘ )!と言いながら、そっとビールを冷蔵庫から取り出す。
そんな姑息なテクニックも使える、大変美味しい逸品だった。