低糖質で…低脂質で…さらに山盛り…。
そんなからあげクンが…むにゃむにゃ…食べたい…。
もし会社の同僚が、仮眠室でそんな寝言を言っていたら。
私は1人の友人として、その夢を叶えて差し上げなくてはならない。
さぁ友よ、この香味が際立つ絶品鶏もも紅生姜からあげクンを試してごらん。
そうすれば休日出勤で疲れた体も、きっと旨さで癒されるだろう!
香味が際立つ絶品鶏もも紅生姜からあげクンの美味しい糖質オフレシピ
・鶏もも肉 250g(皮なし)
・厚揚げ 50g(1/4枚)
・紅生姜 20g
実は唐揚げにすると大変美味しい、隠れ食材紅生姜。
揚げることで独特の辛みが飛び、甘みを帯びた旨味に変化する。
まるで私みたいだ。(揚げられたことないけど)
・片栗粉 大さじ1
・ほんだし 小さじ0.3
・醤油 小さじ1
・おろし大蒜 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
※吸収量は大さじ1
さらに味付けには、少量のほんだしが大変お勧めだ。
入れすぎると主張しまくるが、少量なら大人しい優等生である。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
まず鶏もも肉に関しては、鶏皮と脂の部分をしっかりカット。
こちらはフードプロセッサーで細かくする前に、硬い筋やカロリーを根こそぎ取り除く作業である。
ぶっちゃけ少しめんどい、こちらの作業。
鶏もも肉の旨味を引き出すためには、何卒乗り越えていただきたい。
・厚揚げ 50g:細かくミンチ状に
・鶏もも肉 250g:細かくミンチ状に
鶏むね肉にはない、もも肉独特の食感と柔らかさ。
さらに厚揚げを加えることで、抜群の揚げやすさに。
そろそろ厚揚げも、名刺に『職業:プロお肉繋ぎ』と書くべきだ。
・紅生姜 20g(細かくみじん切りに)
・片栗粉 大さじ1
・ほんだし 小さじ0.3
・醤油 小さじ1
・おろし大蒜 小さじ1
少量のほんだしと紅生姜で、一気に引き立つからあげクンテイスト。
紅生姜は揚げると甘みに変わり、お子様からの支持率も急上昇である。
まずはフライパンにオリーブオイルを大さじ2加え、中火で加熱していこう。
今回は油跳ねの心配も少ない、極少量の揚げタイプに。
中途半端に油を引きすぎると、油跳ねも頻発してしまうのだ。
その数総勢、なんと驚異の11個。
それはまさに部活後に取り合いになった、からあげクンのおよそ2.2倍の大ボリューム。
こちらは油の貯まりやすい端っこに配置し、中火で約10分間転がす様に焼き上げていただきたい。
つまみ食いを完全封殺する、完全なフォーメーション。
誰か一人が連れ去られても、一瞬で分かるメリット付きである。
また表面もツルッと滑る様で、焼き心地も大変心地良い。
まさに小学生の頃に夢見た、からあげクン食べ放題が今実現されようとしている。
当時のお小遣いは月に300円だったため、実現不可能だったあの夢が…。
ちなみにからあげクンの年齢は、1986年生まれの32歳。
からあげクンではなく、からあげさんと呼ぶべきかもしれない。
聳える旨味をひょいパク楽しめる、本日の絶品鶏もも紅生姜からあげクンさん。
下味だけで存分に美味しい、紅生姜がふわりと薫る逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
このからあげさん、よく考えれば結構な長寿商品である。
笑っていいともが確か31年半だったため、遂にその記録を超えてしまった。
ということは、からあげさんがもし販売中止になったら…。
一体何人のファンが、別れを偲んでローソンに集うのだろう。
口に入れたひょいぱく感も、まさにからあげサンの美味しさである。
さらにナゲットとは僅かに異なる、解れるような鶏もも肉の旨味。
ほんだしの旨味と紅生姜の香りが、競うように溢れ出す。
あぁこれは、すごく美味しい新商品のような雰囲気である。
下処理は少し面倒でも、この味わいにはその価値がある。
紅生姜の辛みも強すぎず、むしろ甘みとなって押し寄せる。
11個もの大軍勢が、キッチンと食卓を往復する間に半減してしまった。
これはお子様のお誕生日会にも、大変喜ばれる逸品ではないだろうか。
皆様にも是非お試しいただきたい、紅生姜がすごく頑張っちゃう逸品だった。