安くて旨い、健康的で高たんぱくな鶏むね肉。
私はまだ、彼女の良さを十分に引き出せていない気がする。
これは存分に反省し、存分にその魅力を引き出す必要がある。
彼女こそ、私たちの糖質制限の最高のパートナーに違いないのだ。
本日ご紹介する、鶏むね肉の極上冷温ジップロック煮。
あらかじめジャンプを買っておくべき、持久戦の逸品だ。
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鶏むね肉の極上冷温ジップロック煮の美味しい糖質オフレシピ
熱量:544kcalたんぱく質:動物 48.8g 植物 1.7g※上記データは1人分です。調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
是非今回は、新鮮な鶏肉をご使用いただきたい。
・鶏むね肉 3枚(3合炊き炊飯器の場合1枚まで)
・にんにく 1片
・生姜 1片
・千切りキャベツ(付け合わせ)
・醤油 60cc ・昆布だし 60cc
(加糖でないタイプのストレート)
・酒 60cc ・みりん 大さじ1.5
・はちみつ 小さじ1(砂糖でも可)
・塩 小さじ1/2
またタレはすべて飲み干さないので、その分糖質量も抑えられる。
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そして中まで火が通るように、しっかりと麺棒で叩いて柔らかくしよう。
さらに厚みがある場合、包丁で均等な厚みにしていただきたい。
ぱさぱさのイメージがある胸肉が、今日は劇的に変身する。
ほんとの私デビュー状態だ。
ただ今回は、えぐみを抑えるために皮をむいておこう。
こういった細かなところに注意しなさい、と先日上司に言われたのだ。
はちみつより砂糖の方が若干、糖質制限向けである。
・醤油 60cc
・昆布だし 60cc
(加糖でないタイプのストレート)
・酒 60cc
・みりん 大さじ1.5
・はちみつ 小さじ1(砂糖でも可)
・塩 小さじ1/2
ただし炊飯器で調理するため、炊飯器のサイズに注意しよう。
初めて作った時に欲張って5枚下ごしらえし、計4時間の地獄を味わったのは良い思い出だ。
今回の冷温煮、冷温とはいえ高温のお湯に長時間付ける調理法だ。
ジップロックでなくても、うまく耐熱密閉できる袋ならOKだ。
煮込むわけではないので、高温のお湯に長時間付けられる袋ならOKだ。
ジップロックに入れ、しっかりと空気を抜こう。
このとき水に入れて空気を抜くとやりやすい。
鶏むね肉が「え!?ワイ、ここで寝るんでっか!?」的な顔をしている。
保温ボタンを押し、二時間。しばしの別れだ。
使用する炊飯器は保温機能の高いものを使用し、中心温度75度を1分以上維持していただきたい。
そして一時間の時点で、3分間ほど炊飯ボタンに切り替えよう。
まさに地獄の待ち時間だ。
この時間は、まさに修行だ。
鋼のメンタリティを鍛えることに成功した。
炊飯器を開けた瞬間の、鼻腔をくすぐる素敵な香りを楽しもう。
これは粗熱を取りで保存性を高める工程だが、夏場などは特に気を付けていただきたい。
お肉をしっかり茹で、粗熱を取る。この二点だ。
ここではお好きな厚みに選択しよう。
ここは少し厚めの、しっかりとした歯ごたえを楽しみたい。
昔レストランで食べた、お金持ちの食事みたいだ。
ラピュタのおばちゃん船長が食べててもおかしくない。
和からしを添えて至福の時間を味わおう。
低糖質の美味しさチェック
二時間も待ったのだから、お腹がとんでもない状態だ。
一口頬張ると、しっかりと旨い。
タレが十分に沁み込み、そしてとてもやわらかい。
生姜の香りが芳醇に熟成されている味だ。
鶏むね肉でこれなら、モモ肉はどれだけやばいのか。
このサラダ感覚で食べると、ご飯が全く必要ないテイストに仕上がるのだ。
混ぜたマヨネーズがガツンと煮込み鶏を包み込み、サラダ好きにはたまらない。
これは2時間は食べられる、まさにエンドレスキャベツだ。
脂身さえも、一流のご馳走だ。
あぁ、実家の父親が作ったパサパサのチャーシューが懐かしい。
これは彼氏様の胃袋を、がっつりアルゼンチンバックブリーカーだ。
残った鶏むね肉は近所におすそ分けすると、評判もアルゼンチンバックブリーカーかもしれない。
またいつか作りたい、低糖質で美味しい逸品だった。