お箸で具材をつつくこと、約1時間。
お鍋の後半に差し迫ると、旨味がギュッと凝縮される。
柔らかな鶏肉に葱の甘み、絡まり合う具材たち。
あの美味しい最終ステージに、最短工程で辿り着くレシピがある。
それが、最短工程の美味しい無水オイポン鶏葱鍋。
調理も大変簡単な、おつまみにも最適な芳しい逸品だ。
無水オイポン鶏葱鍋の美味しい糖質オフレシピ
・鶏もも肉 300g
・長ネギ 大1本(中1.5本)
本日使用するのは、かなり大きめの長ネギ一本。
丸ごとトロトロに仕上げつつ、お鍋のエキスの主役になっていただく魂胆だ。
・料理酒 大さじ1
・味噌 小さじ0.5
・ポン酢 大さじ1.5
・オイスターソース 小さじ1
大量作成にも揃えやすい、本日の簡単調味料たち。
ポン酢とオイスターソースの組み合わせは、野菜炒めにもお勧めなさっぱ甘☆ベストタッグだ。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
こちらは鶏もも肉300gを一口サイズにカットし、更に鶏皮肉を半分除去。
そのうえで、以下の調味料を約5分間漬け込んでいただけるだろうか。
・料理酒 大さじ1
・ポン酢 大さじ0.5
プリプリを目指すうえで欠かせない料理酒と、さっぱりポン酢のナイスタッグ。
唐揚げの下処理にも使える、シンプルで使い易い下味である。
中くらいの長ネギならば、1.5本または2本分。
遠慮を忘れるほど大量作成し、てんこ盛りにご用意いただきたい。
本日に限り、鴨がネギを背負ってくるのではない。
葱が鶏を背負ってくるくらい、大量の葱が理想である。
まずはシリコンスチーマーをご用意いただき、葱を中心にキャンプファイヤー状に鶏もも肉を周囲に配置。
もし円形タイプのシリコンスチーマーをお持ちでなければ、葱を中心に配置いただければ幸いだ。
そしてこちらを600Wで約3分30秒、第一回目のレンチンをお願いしたい。
・味噌 小さじ0.5
・ポン酢 大さじ1
・オイスターソース 小さじ1
この際同時に鶏もも肉をくるりとひっくり返し、再度3分間レンチンしていただこう。
仕上げにお好みで糸唐辛子などを乗せ、これにて完成である。
どこからともなく溢れるエキスに、シリスチの不思議な力を痛感させられる逸品だ。
低糖質の美味しさチェック
水分を使わないことにより、旨味が一気に凝縮されてしまった。
サプリで言えば『1匙に葱1本分の旨味エキス!』といった、強烈な濃厚感だ。
香り良し、腹ペコ具合も良し、筋トレも終わらせましたっ!
ではさっそく、テンションを上げて頂戴しようっ(*‘∀‘)!
このレシピ戦国時代において、プリプリだけで頂点が取れるとは勿論思わない。
しかし鶏もも肉のぷりぷり感は、いつ食べても魅力的だ。
鶏もも肉、とても美味しい。
甘ざっぱりなオイスターポン酢と、鶏脂の絡み合いは必見である。
もし会社が倒産して、葱による現物支給になってもいい。
『もう晩御飯は葱だけですっ!』と、母親に怒られても構わない。
甘みと仄かな苦みを包括した長ネギって、本当に素晴らしい。
鶏ももの攻撃的な旨味を、しっかり包み込むクッション的な味わい。
また疲れた夕飯時に作りたい、糖質制限にもぴったりな逸品だった。