涼しい秋口にも関わらず、もう汗だっくだく。
思わず水に手が伸びる、脳が痺れるスープを飲み干したい。
そんな欲望に襲われて、数あるスープの中からこの一品をチョイスした…。
少し珍しい白胡椒をたっぷり使った、美味しく低カロなあのレシピを!
冬場になると食べたくなる、高刺激な黒酢白コショウのきくらげ酸辣湯🍲!
お鍋一杯で翌朝も楽しめる、目覚ましに最適な一口を召し上がれ(*‘∀‘)!
黒酢白コショウのきくらげ酸辣湯の美味しい低糖質レシピ
熱量:225kcalたんぱく質:動物 7.5g 植物 8.3g※上記は1人分 / 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・油揚げ 1枚
・乾燥キクラゲ 10g(細切りタイプ)
・たまご 2個
・絹豆腐 1/2丁(150g)
本来はお肉を使うサンラータンも、本日は油揚げのお出汁で美味しく代用。
さらに大好物のキクラゲも増量し、自分のゴキゲンを低カロに取る戦法だ。
・醤油 大さじ2
・純米黒酢 大さじ2
・塩/白こしょう 各小さじ0.7
・鶏ガラの素 小さじ0.7
・ラー油 3プッシュ
・片栗粉 大さじ1
今回こっそりご共有させていただきたいのは、白胡椒+醤油+鶏ガラのスープが非常に美味しいということ。
まるでバクテーの香りに数段階深みを持たせたような、素晴らしい香りが楽しめる。
少しお値段は高いけれども、スーパーでもお買い求めいただけるだろう。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
188円と黒胡椒の1.3倍ほどのお値段だが、その価値は十分ある。
煮込んでもエグミが出にくく、スープなどの味付けに最高だ。
まずは乾燥キクラゲ10gに、ぬるま湯を加えて10分ほど放置。
今回は細切りタイプを使用するため、包丁のお仕事も一気に半減だ。
・絹豆腐 150g:薄くスライスして細切りに
・油揚げ 1枚 :重ねて出来るだけ細切りに
油揚げに関しては、出来るだけ細く細くスライスしておこう。
厚すぎると油揚げが想像以上に主張してしまい、酸辣湯での存在感が出すぎてしまうのだ。
そして食材の下処理が完了したら、本日は即座に調理に取り掛かろう。
まずは以下の食材と調味料をお鍋に加え、水から5分間中火で煮込んでいただきたい。
・水 600ml
・醤油 大さじ2
・塩/白こしょう 各小さじ0.7
・鶏ガラの素 小さじ0.7
・油揚げと戻したキクラゲ ※キクラゲは軽く洗って
今回はスープの水の時点から煮込み、できるだけエグさを出さない作戦である。
そしてその際に飛び出す灰汁も、お玉で丁寧に掬い取ろう。
透明感のある味わいに仕上げるため、少しの灰汁も立ち位置禁止である。
ここでは本当にゆっくり、停止画像を見ている感覚になるくらい、ゆっくり流し込んで。
すると溶き卵が美味しいかきたま状に変化し、食べ応えも格段にアップする。
・水 大さじ1
・片栗粉 大さじ1
この水と片栗粉が1:1である点も、実は結構重要だったり。
というのもこの配分を変えてしまうと、絶妙なとろみが生まれてこない。
今まで何気なく水で溶いていたが、どうやら片栗粉は不満たっぷりだったご様子である。
黒酢もまた、煮込んでしまうと風味が大きく損なわれてしまう。
美味しい酸辣湯に出会うため、美味しい工程は全部踏ませていただきたい。
これにて器に盛り切れない、山盛りきくらげ酸辣湯の完成だっ(*‘∀‘)!
もし明日の朝が寒ければ、今日の自分に感謝されることでしょう…。
低糖質の美味しさチェック
これほど低カロリーなのに、なんだか胃袋が惹かれてしまう。
きっとその引力の正体は、酸味と出汁とキクラゲ&卵食感。
数々の魅力的な味覚のおかげで、酸辣湯は今の地位を占めているのだろう。
豆腐 < オレモイルデ!
細く拍子切りにされた、ちゅるんと心地良い絹豆腐。
全体に優しく絡む、ふんわりたまご。
そこに風味の良い白胡椒の香りが、バクテーのような刺激と共に押し寄せる。
辣油もピリリとアクセントを加え、気付けば次の蓮華が出撃している美味しさだ。
黒酢の酸味と油揚げの出汁旨さ、目をつぶれば瞼の裏には街の中華屋さん…。
なぜかこち亀の23巻だけ置いてある、店長が超優しいあのお店…。
780円と言わず300円でおなか一杯に慣れる、圧倒的なボリュームだ。
きっとまた寒くなるだろう、明日の朝ごはんに残しておきたいから。
余り飲みすぎない配慮が必要になる、大変美味しい逸品だった(*‘∀‘)!