食べた瞬間にビリリと響く、一味と香味のコントラスト。
辛い物好きを自負するうえで、避けては通れぬ一味レシピ。
一口目は美味しさを楽しみ、二口目から辛みの影響を肌で感じる。
吹き出る汗をぬぐいながら、快活にハンバーグを召しあがろう。
本日ご紹介する、山盛り和風出汁チーズチキンバーグ。
あらゆる和風を凝縮した、山盛りで大家族様にも最適な逸品だ。
大葉一味の山盛り和風出汁チーズチキンバーグの美味しい糖質オフレシピ
・鶏むね肉 300g(皮なし)
・乾燥ひじき 15g
・えのき 100g
・大葉 10枚
本日の私の舞台は、キッチンではなくお台所。
レストラン・NEKOYAMAではなく、割烹・猫山。
そんな和風感を前面に押し出し、鹿威しの音を流しながらを見ながら作成させていただこう。
・塩 軽く3ふり
・マヨネーズ 大さじ1.5
・粉チーズ 大さじ3
・ごま油 小さじ1
・おろし大蒜 小さじ1
・ほんだし 小さじ0.5
・一味唐辛子 小さじ0.5
・鶏ガラスープの素 小さじ0.5
そして味付けもほんだしとごま油を主体とした、大和撫子な和の調味料たち。
粉チーズとマヨネーズはちょっと横文字だが、みんな仲良くやるのですよ。
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まずは鶏むね肉の皮を取り、フードプロセッサー等で細かくミンチ状に。
市販の鶏ミンチをご用意いただいてもOKだが、ちょっとお値段が高いのが玉に傷。
特売むね肉なら節約もでき、がま口も鮮度もニッコリだろう。
・みじん切りした大葉 5枚
・細かく刻んだえのき 100g
・水で戻したひじき 15g
またひじきに関しては、事前に水に約15分程度漬けて戻してから。
投入時はギュッと水気を絞り、栄養山盛りにかさまししていただこう。
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真っ赤に燃えるカラーリングで、やんちゃな童心に火が付きそうだ。
・塩 軽く6ふり
・マヨネーズ 大さじ1.5
・粉チーズ 大さじ3
・おろし大蒜 小さじ1
・ほんだし 小さじ0.5
・一味唐辛子 小さじ0.5
・鶏ガラスープの素 小さじ0.3
こちらはお鍋にごま油を小さじ1加え、中火で加熱していただきたい。
唐辛子系ハンバーグ、その最大の関門はこちらの焼き工程。
焼ける香りも辛みを帯び、刺激的なお料理スメルが立ち上るのでご注意を。
こちらは非常に丸めやすい質感のため、大変簡単。
あとは中火で攻め込むように、じっくり両面を焼き上げていただくだけである。
肉汁封印儀式の生贄として、おからクッキーを胃袋に奉納しよう。
(サクサク)
ここでは焼き上げの成功を祈願し、さけるチーズを胃袋に奉納しよう。
(モグモグ)
食卓の中心を陣取る、ピリ辛和風ハンバーグ。
久しぶりの辛み系レシピに、胃袋も気合の雄たけびが響き渡るだろう。
低糖質の美味しさチェック
ずっしりと重いチキンハンバーグが、まるでつくねのような雰囲気だ。
さらに栄養豊富なひじきと、香り担当の刻み大葉。
では君たちの共同作品を、いざ一口体験させていただこう。
食べ応え、物理的な重量、辛み、あらゆる要素がずっしり重い。
さらに粉チーズのふわりと広がる濃厚さに、ほんだしの旨味が生きている。
あぁこれは、満足度の非常に高いチキンバーグだ。
一味の辛みが程良く抜け、ジュワッと肉汁も溢れ出す。
子供の頃に憧れた、父親とその友人が食べる大人の食卓。
お子様にはちょっと早い辛みも、今なら全部を独り占め。
誰も見ていない本日は、2人分をワイルドに交互に食べよう。
そんな暴挙も許される、大変刺激的な逸品だった。