不意に訪れる、ビックウェーブ。
死ぬほど辛いものが食べたいシーズンが、今夜も到来だ。
何かしらの病名があるのかとすら考えてしまう、この願望。
さあ今回も、この欲望を美味しく迎え撃とう。
本日ご紹介する、危険でも旨い本格山椒ローカボ陳麻婆。
胃袋に自信のある方だけお試し頂きたい、かなりやんちゃな逸品だ。
危険な激辛ローカボ陳麻婆の美味しい糖質オフレシピ
熱量:364kcalたんぱく質:動物 14.8g 植物 12.0g※上記は1人分 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・にら 1/2束
・木綿豆腐 1丁
・大蒜 2片
・生姜 大きいもの1/6片
・豚ひき肉 150g
今回は本場を意識して、全力の食材で挑もう。
・甜麺醤 小さじ1.5 ・料理酒 大さじ1
・粉唐辛子 小さじ1 ・醤油 大さじ1
・粉山椒 軽く6ふり ・ラー油 4プッシュ
・ほんだし 小さじ1.5 ・塩 4ふり
・オイスターソース 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
※片栗粉は無くてOK
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
さらに生姜はすりおろしておこう。
そして写真には写っていないが、ニラも5ミリ程度にみじん切りしていただきたい。
国産にんにくを使用する、このリッチな背徳感。
今回は本格的に攻め込むとしよう。
ラップをせずに600wで約2分。
水気をしっかりと押し出そう。
ここまでは豆腐も「はいはい、麻婆ね。」的に悠長に構えている。
これからあなたに激しい刺激が襲い掛かるとも知らずに。
左の辛濃タレ
・ラー油 4プッシュ ・甜麺醤 小さじ1.5
・粉唐辛子 小さじ1 ・オイスターソース 小さじ1
右のダシタレ
・料理酒 大さじ1 ・醤油 大さじ1
・ほんだし 小さじ1.5
そして日本語も禁止しよう。
しかしその場合、私は「ばいふぁん」「いが」これらの中国語くらいしか使えない。
訳すと「白米一つ」だ。
台湾旅行は基本、この便利なワードで乗り切っている。
これは中火で30秒、しっかりと香りを出す要領で炒めよう。
また、中華鍋がない場合はフライパンでも勿論OKだ。
油が出てきたら、先ほどの左の辛濃タレを加えよう。
この辺から、周囲の目線を意識しはじめると良いだろう。
中華鍋を勇猛にゆすっている姿は、花火大会の浴衣並の魅力UP効果が期待できる。
ただ本当に辛いのでお子様や胃腸の弱い方には、おすすめできない。
夫婦げんかの次の日のお弁当にいれる場合も、最大限の礼節をもって使用して欲しい。
一気にチューボーですよ状態だ。
同時に塩を軽く4ふりしておこう。
1分程度煮込めば、完成までにいい感じに味がしみ込むだろう。
これも30秒ほど絡めればOKだ。
今回は甜麺醤などの使いづらい調味料を設定して、大変申し訳ない。
甜麺醤がない場合、「味噌大さじ1、醤油小さじ0.5 砂糖小さじ0.5・ごま油1滴」で代用可能だ。
低糖質の美味しさチェック
この攻撃的なビジュアルに、早速挑もう。
はあああああ!!!辛いっ!!!
そしてやはり圧倒的な辛旨だ。
ソイライスにかけて、麻婆豆腐豆腐丼というややこしい攻め方も最高に美味しい。
ただ、辛みの中に確実な旨みが隠れてとても美味しい。
課長の理不尽な精神論にむしゃくしゃした夜など、是非お試しいただきたい攻撃的な旨さだ。
ああ、すっきりした。体がやる気スイッチだらけになった。
旨辛ご飯、神様ご馳走様でした。