口に収まりきらないほどの、肉厚の鶏むね肉が頬張りたい。
そして同時に、コクのある複雑な辛みもオーダーしたい。
さらに柔らかな肉汁を包括させ、簡単な方法がいい…。
何だかワガママが止まらない、そんな今宵の胃袋事情である。
本日ご紹介する、グリーンカレー塩麹の肉厚鶏むねステーキ。
食らうという表現が最適な、何かを成功した時に食べたい逸品だ。
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グリーンカレー塩麹の肉厚鶏むねステーキの美味しい糖質オフレシピ
熱量:350kcalたんぱく質:動物 29.3g 植物 0.9g※上記データは1人分です 調味料の糖質一覧:こちら 食材の糖質一覧:こちら
・鶏むね肉(皮つき) 300g
アミノ酸スコア100点満点の、出木杉くん的最高食材。
しかし今回は、この鶏胸肉がまだ体験していない味わいを追求しよう。
・醤油 小さじ1
・料理酒 小さじ2
・塩麹 大さじ1
・片栗粉 お好みで
・グリーンカレーペースト 大さじ1
・大蒜チューブ 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ2
それがグリーンカレーペーストと塩麹の、アジアエリアの猛者調味料達。
これをステーキにするとの噂を聞き付けた近所の犬が、大変楽しそうにお散歩をしている。
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今回の叩きレベルは、まさに鬼神。
鶏むね肉の上下からとことん叩き、全体的に薄くなるまでビシバシしていただきたい。
薄さに躊躇してしまった場合、中まで火が通らなくなってしまうのだ。
・醤油 小さじ1
・料理酒 小さじ2
・塩麹 大さじ1
・グリーンカレーペースト 大さじ1
・大蒜チューブ 小さじ1
この使いやすい漬け込みこそ、異国の味を抜群に再現させるテイスト。
塩麹による柔らかさを楽しみつつ、興奮する辛みを演出しよう。
ただこの際、手で揉みこむのは大変危険。
ささくれの隙間からグリーンカレーが乱入し、何とも涙目な痛みが走ってしまう。
そのためビニール袋に入れて、モニモニされる方法がオススメである。
まずはオリーブオイルを小さじ2投入し、中弱火(約160度)で加熱しよう。
肉厚な鶏むね肉を楽しむまで約15分間の、わくわくカウントダウンの始まりである。
まずは約6分間、じっくりスパイシーな鶏皮面を作成していこう。
ちなみにこの方法で作る鶏皮チップスは、まさに激ウマである。
ここからはお肉に直に熱を加えるため、できるだけ低温でじっくりと。
温度を弱に変更し、鶏むね肉をひっくり返していただきたい。
ここからは弱火でじっくり、保温しつつ5分間放置しよう。
既に周囲に香ばしい香りが漂い、肉欲がもはや視認できるレベルである。
いつもより遥かに肉厚にカットし、もはやビジュアルは海賊のそれ。
ワイルドな服装に着替えたら、約8口で全て平らげよう。
低糖質の美味しさチェック
塩麹のお仕事に感謝しつつ、その全体を確認する。
グリーンカレーの少し焦げた表面が、より一層の食欲を掻き立てる。
ではチキンに指名手配されるほど、早速モリモリいただこう。
ギュッと噛みしめれば綺麗に解ける、柔らかな筋線維。
そしてそこに香ばしさと甘みが加わり、グリーンカレーの辛みが押し寄せる。
あぁ、何と大好物な味付けなのだろう。
程よい辛みと共に、塩麹のふくよかな旨みが凝縮されている。
それほどまでに歯止めの効かぬ、攻撃的な旨みと柔らかな辛み。
しかし咀嚼の大切さをハッと思い出し、約30回は噛みしめる。
その至福の30回を繰り返し、鶏むね肉に再度感謝をしてしまう。
大変感慨深い、異国の風が心地良い。
また給料日前に作成したい、何とも豪奢な逸品だった。