「しっとり柔らか、噛みしめるほど溢れる肉汁。」
美味しい鶏肉に良く使われる、この秀逸なキャッチフレーズ。
そんな鶏肉を自宅で簡単に再現できたら、なんて幸せだろう。
そしてそんな前ふりをするからには、もちろんご用意した。
フライパンで簡単、超低糖な絶品ポットローストチキン!
全ての鶏好きに送りたい、鳥肌物の逸品だっ(*‘∀‘)!(鶏だけに)
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絶品超低糖ポットローストチキンの美味しい糖質オフレシピ
・鶏もも肉 300g
・マッシュルーム 1パック
超低糖質中の方にもお召し上がりいただける、本日の逸品。
さらに抜群に美味しく仕上げたい、そんな気持ちも盛り沢山である。
・有塩バター 5g
・塩/黒胡椒 各軽く10ふり
・無糖赤ワイン 70ml
・オリーブオイル 小さじ1
こちらもお料理のハードルを上げてしまう、少数精鋭の優秀調味料たち。
「なんかもうワクワクするね…。」
紅の豚に登場するお婆ちゃん風に呟けば、プレッシャーもワクワク感に変化するだろう。
絶品ロカボおつまみ!:高たんぱく低糖質おつまみ!🍪
そして今回の下処理は、まさかのこれだけ。
麺棒でぶっ叩くことも、フォークでプスプスすることもない。
ちょっと物足りなさそうなのは、私ではなく鶏もも肉の方かもしれない。
そして下処理は、以上で終了。
まさかの事態に、包丁とまな板が目を合わせている。
まずはフライパンにオリーブオイルを小さじ1加え、強火で加熱していただけるだろうか。
KFCにも負けない悶絶の美味しさを、この鍋から世に送りだそう。
頑張れもも肉、我慢しろ食欲。
まず皮の面を下にして、押し付けるように1分。
次は肉の面を下にして、これまた1分。
押し付けるのは皮の面だけ、肉の面は見逃してあげるのが優しさである。
さらにここで鶏もも肉はいったんお皿に避難させ、フライパンを空っぽにしていただけるだろうか。
今回のポイントは、この鶏脂を使うことで生み出されるツヤと照り。
この鶏脂が多いほど、きっとチキンの世界ではモテるのだろう。
今回私は、最高にモテモテなチキンを作成してしまうかもしれない。
ちなみにここは、少し濃い目の味付けでも全然OK。
ちょっと濃いめがいいかなぁ?とお感じなら、追いパッパしていただけるだろうか。
そして同時に、水50mlと赤ワイン70mlも投入していただけるだろうか。
あとは蓋をせずに160度で45分間。
弱火で煮詰めるだけの、簡単なお仕事だ。
アットホームで笑顔が飛び交う、初心者にも優しい職場である。
ちなみに中火以上にすると一気にチキンが硬くなってしまうため、なかなか沸騰しなくても我慢していただきたい。
この状態で赤ワインが程良く煮詰まるまで、さらに20分間。
この工程で赤ワインが沁みこみ、いい感じのスチーム状態になるだろう。
残った赤ワインを片手に、ほろ酔いでお待ちいただくのも最高だ。
まるで専用の調理鍋で作ったようなビジュアルに、鶏もも肉も勝利を確信している。
実は100g68円のもも肉を使ったとは、カーネルサンダース先生もまさか気が付かないだろう。
低糖質の美味しさチェック
胃袋の崩壊が先か、鶏もも肉を食べ尽くすのが先か。
そんな先制攻撃の前に、このビジュアルをしばし傍観。
インスタへのアップが止まらぬ、チキン本来の美しさではないだろうか。
中火にせず、弱火で頑張ったかいがあるというものである。
タレに絡めて一口頬張ると、脳内で何かしらの音楽が流れる。
あぁ、これは旨い。
チキンの柔らかい旨みと、存分に沁みだす鶏エキスがパーフェクトだ。
何故、私は2パック購入しなかったのか。
「2パックなら150円だよ」と助言してくれたおばちゃんは、これを見越していたのか。
まさかのマッシュルームが、鶏もも肉より先になくなる事態。
ダイエット中なら、さらにマッシュルームを倍量にしていただくと最高だ。
胃袋がランバダを踊る、この安定の美味しさ。
お忙しい皆様にもお試しいただければ、最高に幸せである。