カレーの隠し調味料に、紅生姜という選択肢。
福神漬けにはちょっと足りない、少し攻撃的な生姜のピリリ。
カレー&紅生姜、この未知の組み合わせをもっと広めたい。
そんな時は、皆様の大好物で広めるのが効果的ではないだろうか。
それが本日の、山盛り葱紅生姜の絶品カレーチーズ胸肉ピザ。
鶏むね生地で満足感も非常に高い、蒸されたカレーネギが最高に美味しい逸品だ。
山盛り葱紅生姜の絶品カレーチーズ胸肉ピザの美味しい糖質オフレシピ

・鶏むね肉 300g(皮なし)
・長ネギ 2/3本(白い部分)
・紅生姜 10g
・溶けるチーズ 30g
本日の目標はもちろん、低糖質なのに大満足なチーズピザ。
『ピザなのに…ピザじゃなかった…( ゚Д゚)!』
そんなトトロのメイちゃん風のクレームを受けない様、頑張って作らせていただこう。

・塩 軽く4振り
・黒胡椒 軽く5振り
・カレー粉 小さじ0.5
・マヨネーズ 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
さらに味付けも、葱と紅生姜に大半をお任せ。
ただマヨカレーで少しだけ援護射撃させていただいても、バチは当たらないだろう。
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今回最も重要なポイントは、やはり鶏むね肉の柔らかさ。
調味料を使わずに柔らかくするためには、徹底した鶏叩きが必要である。
そのためにまずは包丁で切り込みを入れ、鶏むね肉300g(皮なし)を可能な限り広げよう。

こちらは必ず裏面からも叩き、全体的に丸く押し広げていただきたい。
そして両面に塩を軽く2振りづつ、計8振りしていただけるだろうか。
また鶏叩きのポイントは、両面から叩くことで柔らかさを十分に生み出すこと。
また麺棒で叩く際は、先端部分でトンカチの様に叩くと非常に簡単である。

次に中に加える、絶品カレー紅生姜ネギも作成しよう。
こちらは長ネギの2/3本、いわば白い部分だけを、まずは薄く斜めに削ぎ切りに。
また削ぎ切り後は手で解していただき、フカフカにしていただくと最高だ。
この自炊世界において、低価格な長ネギを攻略することは極めて重要である。

・カレー粉 小さじ0.5
・マヨネーズ 小さじ1
・紅生姜 10g
何を料理しているか、全く悟らせない本日のレシピ。
初めての手料理でこちらの工程を見ると、彼氏様は絶句されるかもしれない。
『一体この子は、どんな郷土料理にチャレンジしているのだ…』と。

まずはオリーブオイルを小さじ1加え、中弱火で加熱していただきたい。
今回は少し火力を抑え、パサパサ感を大幅に減らしていこう。

こちらは中弱火のままで、まずは2分30秒焼き上げていこう。
可能な限り薄く仕上げることで、僅かな焼き時間でもしっかり中まで火が通るのだ。

全くピザには見えない、鶏肉全開のビジュアルが飛び出してくる。
『本当にこの子、何作ってんだ…(;´・ω・)!?』
絶対に完成形を悟らせない、圧倒的なトリトリしさである。

①カレー葱紅生姜
②溶けるチーズ 30g
③黒胡椒 軽く5振り
後は蓋をして、中弱火で約4分蒸し焼きにしていただけるだろうか。
ここで薄く仕上がっていない場合、中まで火が通らない場合があるため、その場合は焼き時間をご追加いただければ幸いだ。

旨味とカレーの香りが溶け出し、ここまで来れば彼氏様も一安心。
ちゃんとした料理だった…(*´Д`)と、ホッと胸を撫でおろされることだろう。

紅生姜とカレー葱の相性が抜群の、絶品カレーチーズ胸肉ピザだ。
鶏むね料理に飽きた時、マンネリをバシッと解消してくれる恐怖の逸品である。
低糖質の美味しさチェック

カレーの色彩もチラリと垣間見え、これは満足感の高い一口になりそうだ。
2年ほど前に大流行した、鶏むねピザ。
完全に出遅れてしまったが、その分トッピングは唯一無二に。
では早速、一口ぱくりと頂戴しよう。

蒸し上げられたネギの旨味に、ピリリと響く紅生姜。
カレーと紅生姜の相性は存じ上げていたが、葱タップリでも最高だ。
しっかり柔らかく仕上げられた鶏むね肉も、ジューシーで肉汁タップリ。
この叩き鶏むね肉、確かにピザ生地としても活躍する逸品である。

これなら普通のトーストに乗せて、朝ご飯としても人気を博すだろう。
ただ初めて試作した時は、完全に狂った逸品になることも覚悟した。
そしてそっと『やり過ぎたフォルダ』に投入されるはずだった。
しかしこの旨味と濃厚さ、皆様に届けずにはいられない。
鶏むねピザにハマるきっかけになりそうな、非常に満足感の高い逸品だった。