美味しかった記憶ボックスから離れない、台湾名物クミン串。
あの攻撃的な味わいに触れると、決して忘れられない。
それほどまでに虜にするクミン串を、今宵自宅に召喚したい。
そしてあの夜市の続きを、今ここで開始したいのだ。
本日ご紹介する、柔らか砂肝クミン羊串風。
その快感コリコリ食感は、食べ尽くすこと愛犬の如しである。
柔らか砂肝クミン羊串風の美味しい糖質オフレシピ
・砂肝 400g
この注文時に男気すら感じる、大量の砂肝発注。
なぜこれほど砂肝を買うのか、レジのお姉さんも目が点である。
気まずい時には、『やっぱカレーには砂肝っすよね』などと伝えると良いだろう。
・塩 軽く12ふり
・塩麹 大さじ1.5
・料理酒 小さじ2
・醤油 小さじ2
・クミン 小さじ2
・一味唐辛子 軽く8ふり
・粉山椒 軽く8ふり
・ガーリックパウダー 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ1
そしてぶっちぎりの香辛料を使用する、本日の味つけ。
台湾ではしゃいだあの日々を思い出し、同じくらいハイテンションで作り上げたい。
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そして今回は、出来るだけ新鮮な砂肝をご用意いただきたい。
可能ならば専門店でご購入されると、大ぶりの砂肝たちに出会えるだろう。
ちなみにこちらは100g75円という、素敵プライスの逸品達だ。
最高に面倒くさそうに見える、この砂肝の下処理。
ただ今回は以下の記事に『超時短技』も追記させていただいたので、ご覧いただければ幸いである。
・塩 軽く4ふり
・塩麹 大さじ1.5
・料理酒 小さじ2
・醤油 小さじ2
・クミン 小さじ1
・一味唐辛子 軽く8ふり
・粉山椒 軽く8ふり
・ガーリックパウダー 小さじ0.5
・オリーブオイル 小さじ1
片思いにも似たクミン串への情熱を体現した、本日の味つけ。
いや逆にクミン串と両想いだと、大変スパイシーな日々になりそうだ。
フォークの穴から塩麹と香辛料たちがしっかり沁みこみ、香りも抜群。
この香りで迎えられたら、玄関でカバンを置き、そのまま冷蔵庫からビールを出してしまうだろう。
その差し込み方は底の白色からプスッと刺し、全て同じ方向に向けるだけ。
意外と大変簡単な行程のため、こちらも約5分程度ご完了いただけるだろう。
ここまで来れば、もうあとはオーブン先生に全てお任せ。
私たちは台所のキレイキレイを使い、指に香る大蒜の香りを取り除こう。
今回はしっかり目に焼き上げるため、お好みで少し時間を減らしていただいても結構だ。
ただ生ものであるため、中まで火が通っているかご確認はお願いしたい。
・塩 軽く8ふり
・クミン 小さじ1
この容赦のないクミン量こそ、クミン羊串の真骨頂。
屋台のおばちゃんなど、何か嫌な事でもあったのかというほど振りかけている。
しかしこの香りこそ、あの芳しく歯止めの効かぬ美味しさの正体だ。
こちらは全て同量で、塩・クミン・山椒・一味・ガーリックパウダーを混ぜ込むだけ。
個人的には、ほんの少し塩とクミンを増やすのがオススメである。
羊串の柔らかさを別種類の食感に変えた、まさに止まらぬ味わいである。
1本約40円程度で完成する、そのお財布救助力にもご注目いただきたい。
低糖質の美味しさチェック
もしお子様に手渡せば剣士ごっこを始めそうな、圧倒的なカッコ良さだ。
顔を近づけるだけでクミンが強く香り立ち、既に空腹感も限界である。
では早速、一口ぱくりといただこう。
鶏モモ肉の食感が随所に潜み、流石は鶏肉家の二男である。
抜群の食べ応えに香りが一気に広がり、これは大変美味しい。
あぁ、クミンと一味と山椒と大蒜。
この鉄板テイストに充てられたら、もはや全て食べ尽くすしかないのかもしれない。
より一層濃い目の味つけが広がり、ぐぐっと夜市感が爆発する。
この攻撃的な香りこそ、あの夜40本食べた羊串の香りだ。
羊串の肉汁感には及ばないが、それでもなお相当の破壊力である。
コリコリシャキシャキ、心地良いサウンドをいつまでも楽しんでしまう。
あぁ、砂肝って最高だ。
次回鶏に会ったらお礼を申し上げたい、大変美味しい逸品だった。